このたび、サンリツ服部美術館では中国陶磁器を紹介する展覧会を開催いたします。
サンリツ服部美術館は古今東西の美術作品を収蔵していますが、その六分の一を中国陶磁器が占めています。今回の展覧会では、その中から約50点を選び、唐時代から清時代初期までの流れをご覧いただけるように構成いたしました。また、日本人が茶の湯に取り入れた器(うつわ)についての特集を組み、日本での受容の歴史に注日するのも大きな見所です。
展覧会をとおして、中国で花開いた器(うつわ)の美と、その受容史に触れていただきたいと思います。