タイトル等
マックス・エルンスト フィギュア×スケープ
時代を超える像景
会場
横浜美術館
会期
2012-04-07~2012-06-24
休催日
木曜日、ただし5月3日は開館
開催時間
10:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般1,200(1,100)円、大学・高校生800(700)円、中学生400(300)円、小学生以下無料
※毎週土曜日は、高校生以下無料(要学生証・生徒手帳)。
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料。
※( )内は前売、ならびに有料20名様以上の団体料金(団体チケットは会場のみで販売、要事前予約)。
※チケットは、横浜美術館(前売はミュージアムショップ)、セブン-イレブン店内のマルチコピー機「セブンチケット」(セブンコード:014557)にてお買い求めいただけます。(前売は4月6日[金]まで販売)。
※本展チケットで横浜美術館コレクション展もご覧いただけます。
※リピーター割引:観覧済みの当館企画展([ヨコハマトリエンナーレ2011]を含む)有料観覧券をご提示いただくと、団体料金でご覧いただけます(ご観覧された展覧会の最終日から1年間、1名様1回限り有効)。
※その他割引料金については別途、お問合せください。
主催者
横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団・相鉄エージェンシー・三菱地所ビルマネジメント共同事業体)、「マックス・エルンスト―フィギュア×スケープ」展実行委員会
協賛・協力等
助成:財団法人地域創造
後援:横浜市、米国大使館
協力:みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社
概要
マックス・エルンスト(1891-1976)は、これまでわが国では主にシュルレアリスムを代表する画家のひとりとして紹介されてきました。本展は、そうしたシュルレアリスムという枠を一旦外し、エルンストの作品を「フィギュア」と「風景」というモチーフから検証し直すことで、エルンスト独自の関心のありようを探り、現代の日本人にとってエルンストの芸術はいかなる意義をもつのかを明らかにしようとするものです。
エルンストの作品には、可愛らしい鳥や天使、あどけない顔の人物からグロテスクな怪物的存在まで、様々なフィギュア(像)が登場します。エルンストはまた、自らの内なる自我を鳥と人の合体した姿で作品中に登場させ、「ロプロプ」と名付けました。しかしその姿は、偶然にみつけた形を元にしているので常に変幻自在であると同時に、下地となる空間表現と強く結びついています。エルンストの空間とフィギュアは形態的にも、また意味内容的にも、密接な関係にあります。本展では「フィギュア×スケープ」という概念の下に「フィギュア」と「スケープ―風景(または空間)」の関係を見極めながらその主題を読み解くことにより、エルンストの関心の独自性に迫ります。
メニル・コレクション(ヒューストン/アメリカ、テキサス州)所蔵の《美しき女庭師の帰還》やポンピドゥー・センター(パリ/フランス)所蔵の《三本の糸杉》など国外の代表作をはじめ、国内の知られざる作品も含めて、マックス・エルンストの油彩画、コラージュ、写真コラージュ、フロッタージュ、版画、彫刻など計約130点が一堂に会す、またとない機会です。
イベント情報
●ワークショップ

1.「MAXに楽しむエルンストの芸術」

参加者が二人一組になってエルンストの用いた制作技法を体験し、あわせて対話による鑑賞を楽しみます。
(ペアの組合せは当日抽選で決めさせていただきます。)
日 時:5月13日(日)10:30~16:30(昼休1時間)
5月20日(日)13:30~16:30の2日間
対 象:15歳以上(両日とも参加可能な方)
定 員:16名(抽選)
参加費:1,000円
締切日:4月23日(必着)
申込み方法:往復ハガキ
往信面に、参加するワークショップ名、〒、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を、返信面に、〒、住所、氏名を明記の上、〒220-0012横浜市西区みなとみらい3-4-1「横浜美術館市民のアトリエ」宛に郵送して下さい。

2.「視覚に障がいのある人とない人がともに楽しむエルンストの芸術」

視覚に障がいのある人とない人が二人一組になって、エルンストの用いた制作技法を体験し、あわせて対話による鑑賞を楽しみます。
日 時:6月3日(日)10:30~16:30(昼休1時間)
6月10日(日)13:30~16:30の2日間
対 象:15歳以上(両日とも参加可能な方)
定 員:視覚に障がいのある方6名、視覚に障がいのない方6名(抽選)
参加費:1,000円
締切日:5月1日(必着)
申込み方法:Eメール
住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、Eメールアドレス、視覚障がいの有無、をご記入の上、下記のアドレスへお申し込み下さい。
申込みメールアドレス:yma-appli@yaf.or.jp
視覚に障がいのある方が、ご家族、お友達などとお二人でご参加になりたい場合は連名でお申し込み下さい。
(ペアの組合せは当日抽選で決めさせていただきます。)

●パネルディスカッション

本展を開催する、横浜美術館、愛知県美術館、宇都宮美術館の各館で1回、計3回の連続パネルディスカッションを開催します。

第1回タイトル:「マックス・エルンストのフィギュアが意味するもの」
日 時:4月29日(日)14:00~16:30
会 場:横浜美術館レクチャーホール
定 員:220名、参加無料、先着順
ゲスト・パネリスト:鈴木雅雄(早稲田大学教授)
登壇者:石川潤(宇都宮美術館主任学芸員)、副田一穂(愛知県美術館学芸員)
パネリスト・司会進行:中村尚明(横浜美術館主任学芸員)

●ギャラリー・トーク(本展担当学芸員)
日 時:4月27日(金)、5月25日(金)、6月22日(金)
いずれも14:00~14:30
参加無料、予約不要 ※当日有効の観覧券が必要です。

●横浜美術館塾「夜の美術館でアートクルーズ」

閉館後に担当学芸員の解説を聞きながら、ご鑑賞いただきます。
日 時:5月9日(水)、6月6日(水)
いずれも19:00~20:45
定 員:各回40名、受講料4,000円(鑑賞券含む)
申込み方法:Eメール、先着順。横浜美術館塾のお申込み・お問合せは、yma-jyuku@yaf.or.jp、Tel: 045-221-0304へ。
ホームページ
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2012/ernst/index.html
会場住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
交通案内
1. 電車
みなとみらい線 (東急東横線直通) 「みなとみらい」駅 <3番出口>から、マークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由 徒歩3分、または<マークイズ連絡口>(10時~)から徒歩5分。
JR (京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から<動く歩道>を利用、徒歩10分。

2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。

3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。
いずれも3~5分 (首都高「みなとみらい出入口」も利用できます)。

4. 自転車・自動二輪車
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪場がございません。周辺の有料駐輪場をご利用ください。
ホームページ
https://www.yaf.or.jp/yma/
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
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