タイトル等
平成二十四年冬季展 畠山即翁生誕一三〇年没後四〇年記念Ⅳ
畠山即翁の茶会
―光悦雪峯茶碗を中心に―
会場
畠山記念館
会期
2012-01-21~2012-03-18
休催日
毎週月曜日、二月十七日(金)
開催時間
午前十時~午後四時半
入館は午後四時まで
観覧料
一般五〇〇円(四〇〇円)/大・高校生三五〇円(三〇〇円)
( )は二十名以上の団体料金
※中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
概要
本阿弥光悦作の赤楽茶碗「雪峯」は、畠山即翁がこよなく愛した茶碗です。記念展の締めくくりには、即翁自筆の茶会記を参考に、即翁七十才を祝う茶会に登場した名物道具をご紹介いたします。この茶会は昭和二十六年一月、古稀自祝と、新席「翠庵」の披露をかねて行われ、庵号を賜った高松宮宣仁親王殿下と同妃殿下をお迎えし、三日間にわたる盛大な会となりました。
披露された茶道具は、本阿弥光悦作の重文「赤楽茶碗 銘 雪峯」や「古瀬戸肩衝茶入 銘 畠山」をはじめ、第二次世界大戦後の数年間で蒐集し、この席で初めて披露された名品揃いでした。懐石の献立も祝膳の席にふさわしいよう吟味され、鯛・まながつお・海老・松露などが供されました。
本展では、茶道具約四十点で茶会の様子をご覧いただくとともに、懐石の器には実際に料理を盛った写真を添えてご紹介いたします。
今こそ伝えたい、お茶の心と和の心!茶道具の取り合わせやエピソードを通して、即翁の茶会にかける心意気に思いを馳せていただければ幸いです。亭主である即翁の気分でご覧いただくもよし、招かれた客の気分でご覧いただくもよし。新年を祝賀の茶会で迎えてみませんか?
イベント情報
●展示室でお抹茶を!
畠山記念館では、展示室内のお茶室やベンチに腰かけて、気軽にお抹茶をお楽しみいただけます。本展覧会中に限り、日本三大銘菓のひとつ、森八の「長生殿」をお出しいたします。昭和26年1月の茶会で実際に使われ、即翁の故郷金沢で300年以上昔から親しまれてきた銘菓です。加賀藩三代藩主前田利常の創意と小堀遠州の命銘により生まれたといわれる銘菓と合わせ、是非この機会に展示室での一服をお楽しみ下さい。
お抹茶:400円(干菓子付き)午前10時より午後4時まで展示室にて随時

●列品解説(展示品について学芸員が解説します。約60分)事前申込不要
1月21日(土)、2月4日(土)、2月18日(土)、3月10日(土)午後2時より、
1月26日(木)、2月16日(木)、3月1日(木)午前10時半より

●ミニトーク(主要作品を学芸員が解説します。約20分)事前申込不要
1月22日(日)、2月5日(日)、2月19日(日)、3月11日(日)午後3時より
1月25日(水)、2月1日(水)、2月22日(水)、3月14日(水)午前11時より

●常設展示 当館ロビーにおいて、日本近代彫刻界の巨匠、平櫛田中(1872-1979)作の「畠山即翁寿像」をご覧いただけます。
展示替え情報
※作品保護のため、途中展示替えを行います。
ホームページ
http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/display/2011/winter.html
会場住所
〒108-0071
東京都港区白金台2-20-12
交通案内
電車
都営浅草線「高輪台」駅(A2出口)を左折、徒歩5分
東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」駅(1番出口)より 徒歩10分

タクシー
JR「五反田」駅・「品川」駅より約5分
※駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用下さい。
ホームページ
http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/
東京都港区白金台2-20-12
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