タイトル等
ハンス・フィッシャー絵本の世界展
会場
刈谷市美術館
会期
2001-09-22~2001-11-04
休催日
月曜日[祝・休日の場合は開館し、翌日(火曜日)が休館]
観覧料
一般/600(400)円 高大生/400(200)円 小中生/200(100)円 ( )内は前売り・団体料金
主催者
刈谷市、刈谷市教育委員会、刈谷市美術館、中日新聞社
概要
「ブレーメンのおんがくたい」や「こねこのぴっち」などの絵本の作家として親しまれているハンス・フィッシャー。彼は絵本の仕事の一方で、版画家、壁画家、そして舞台美術家として、多岐にわたる分野で優れた作品を生みだしたスイスの芸術家です。
1909年ベルン市で生まれたフィッシャーは、生涯のほとんどを美しい自然に囲まれた故国スイスで過ごします。はじめに装飾画を、チューリッヒの芸術学校で版画を学んだあと、パリの広告会社で働きながら勉強をつづけました。帰国後の1933年頃から、雑誌の諷刺画やアニメーションなどのさまざまな仕事をはじめます。特にチューリッヒの劇団「コルニション」の舞台美術は、美術界で高く評価されました。1938年には、最初の壁画をベルン動物園に描き、晩年まで精力的に壁画の制作に取り組みました。1944年はじめての絵本「ブレーメンのおんがくたい」を長女ウルスラへのクリスマスプレゼントとして贈り、以後、49歳で亡くなるまで子どものための本を発表しつづけました。また、国際的な版画家として1952年のヴェネチア・ビエンナーレ展に出品し、1955年のサンパウロ・ ビエンナーレ展ではグラフィック賞を受賞しています。
子どものための絵本や壁画、版画、舞台美術。全く異なって見える作品分野ですが、多様な作品群には、フィッシャーの一貫した作風が存在しています。リズミカルで生き生きとした線描と軽やかで繊細な色彩。そして、自然と子どもと音楽をこよなく愛したフィッシャーのあたたかなまなざし。それぞれの作品を見渡すと、絵本にも壁画にも版画にも、彼の愛する生きものが自由自在にイマジネーション豊かに登場しています。すべての作品が互いに響きあいながら、彼の芸術世界を構成しているのです。
今回の展覧会では、「ブレーメンのおんがくたい」や「こねこのぴっち」をはじめとした絵本原画や素描、貴重な手描き本、壁画の下絵、教科書のさし絵など約150点をご紹介します。軽快でピュアな魅力にみちたフィッシャー芸術をお楽しみください。
ホームページ
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/
展覧会問合せ先
TEL.0566-23-1636 FAX.0566-26-0511
会場住所
〒448-0852
愛知県刈谷市住吉町4-5
交通案内
[電車]

JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」下車、南口から徒歩約10分

JR (東海道本線)
・ 名古屋駅から刈谷駅まで、快速で約20分
・ 豊橋駅から刈谷駅まで、快速で約35分

名鉄 (三河線)
・ 知立駅から刈谷駅まで6分

刈谷駅から美術館まで、または、美術館から刈谷駅までは、刈谷市の公共施設連絡バス(無料)もご利用いただけます(約5分)。


[車]

国道23号 (知立バイパス)
・ 名古屋方面から
「一ツ木IC」から約5km(約15分)。
「一ツ木IC」より築地町2丁目信号(右折)、道なりに直進。
・ 豊橋方面から
「野田IC」から約3km(約10分)。
「野田IC」より松栄町東信号(左折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、道なりに直進。

伊勢湾岸自動車道
・ 静岡方面から
「豊田南IC」から約10km、衣浦豊田道路(有料)経由で約20分。
伊勢湾岸自動車道「豊田南IC」(左折)、国道155号、衣浦豊田道路(有料)「生駒IC」、国道419号(左側の側道を上がり、県道48号線へ)、松栄町信号(右折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、約1km道なりに直進。
ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
愛知県刈谷市住吉町4-5
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