タイトル等
生誕100年
藤牧義夫展
モダン都市の光と影
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2012-01-21~2012-03-25
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般700(600)円、20 歳未満と学生550(450)円、65歳以上350円、高校生100円
※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下および障害者手帳をお持ちの方は無料
ファミリー・コミュニケーションの日
毎月第1日曜日(今回は2月5日と3月4日)は、18歳未満のお子様連れの
ご家族は、優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
主催者
神奈川県立近代美術館、群馬県立館林美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
協力:多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科研究室
助成:芸術文化振興基金
概要
藤牧義夫(1911-1935?)は、創作版画の分野で1930年代に活動した木版画家です。1911年に群馬県館林に生まれ、少年期から絵の才能を示し、16歳で上京して働きながら独学で木版画を学びました。1932年に小野忠重ら22名によって結成された新版画集団に参加して頭角をあらわしますが、1935年に行方が分からなくなります。藤牧は、関東大震災後に復興した1930年代の東京の風景を、上野や浅草などの町並みを中心に、独特の彫りによる木版画で表現しました。また、近世の伝統を継承しつつ、現代的な感覚で隅田川などに取材する長大な白描絵巻を描いています。藤牧義夫は、ごく短い制作活動ゆえに幻の版画家として一度は埋もれかけましたが、1978年の展覧会により再び注目を浴びました。
本展は、藤牧の生誕100年を記念して、失踪前に残された版画・素描・白描絵巻・資料約200点で構成し、白描絵巻の全貌を紹介する映像展示など画期的な試みを加えて展観するものです。
イベント情報
◇関連企画◇

■ゲスト・トーク「溶明の人」
柄澤齊氏(版画家)
2月18日(土) 午後2時~午後3時30分
*申込不要、参加無料
(ただし「生誕100年 藤牧義夫展」の観覧券が必要です)

■記念対談「《白描絵巻》を中心に」
加藤弘子氏(東京都現代美術館学芸員)、水沢勉(当館館長)
2月25日(土) 午後2時~午後3時30分
*申込不要、参加無料
(ただし「生誕100年 藤牧義夫展」の観覧券が必要です)

■担当学芸員によるギャラリートーク
1月28日(土)、3月10日(土) 各回午後2時より
*申込不要、参加無料
(ただし「生誕100年 藤牧義夫展」の観覧券が必要です)

■ワークショップ「どこまでもつづく景色――長い長い紙を使って」
展覧会鑑賞とギャラリートークの後、鎌倉のまちを小さな絵巻に描きます。
2月5日(日) 午前10時~午後4時
対象:中学生から大人
*要申込、定員15 名(申込先着順)
*参加費実費
(高校生以上の方は「生誕100年 藤牧義夫展」の観覧券が必要です)

■先生のための特別鑑賞の時間
1月21日(土) 午前10時~午前12時
対象:小・中・高・特別支援学校の教職員
*要申込

※関連企画の詳細や申込方法は当館ホームページをご覧ください。

■当館館長によるギャラリートーク
藤牧の研究を20年以上積み重ねてきた当館館長が、藤牧とその作品について話します。

講師:水沢勉(神奈川県立近代美術館)
日時:3月10日(土) 午後2時~
申込不要、参加無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)
展示替え情報
2月21日(火)より一部展示作品が変わります。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2011/fujimaki/index.html
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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