タイトル等
没後20年
入江泰吉の東大寺
会場
入江泰吉記念奈良市写真美術館
会期
2012-01-02~2012-04-15
休催日
月曜日(但し、1月2日、1月9日は開館)、1月10日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分
観覧料
一般500円/高校・大学生200円/小・中学生100円
団体(20名)2割引/毎週土曜日 小・中・高校生無料/奈良市在住の70歳以上の方無料/障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方無料
主催者
(財)ならまち振興財団・入江泰吉記念奈良市写真美術館
協賛・協力等
協 力:東大寺
概要
入江泰吉が奈良大和路の写真家として再起を果たした地が、幼少期を過ごした思い出深い東大寺でした。「私は東大寺のお導きによって、写真家になれたのだ」と、のちに語るように、東大寺を中心に展開する運命の巡りあわせが入江の写真家人生を決定付けました。
そのひとつが、東大寺三月堂前で耳にした「戦利品として、仏像などの文化財が持ち去られる」という噂でした。入江は、その時あらためて自分は写真家であり、そうなる前にせめて記録しておかなければならないと決意します。また、東大寺観音院住職であった上司海雲をはじめとする良き理解者、友人との出会いによって、芸術家としての本能が目覚め、次第に奈良大和路の撮影に没頭して行くのです。
入江作品の中でも東大寺に関わる作品の数は群を抜いて多くあります。東大寺旧境内に自宅があり、そこから毎日見るからこそ感じ取ることができる微妙な変化に写欲をそそられ撮影してきました。また、開山以来、連綿と続く深く荘厳な歴史に魅了され、自身の感動が伝わる作品を創り続けたのです。
今回は、奈良大和路の写真家へと入江を導いた東大寺にスポットを当て、風景、仏像、お水取りの作品を紹介します。ひとつひとつの被写体に心から向き合い感謝の思いで作品にした、入江泰吉の東大寺をご覧ください。
イベント情報
○作品解説:第2・第4土曜日午後2時から
ホームページ
http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/tenran/tenran_new.html
会場住所
〒630-8301
奈良県奈良市高畑町600-1
交通案内
[電車・バスでお越しの場合]

JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バスで「破石町(わりいしちょう)」下車、東へ徒歩10分、新薬師寺西側。

[車でお越しの場合]

奈良教育大学の南側の角と、「ほっかほっか亭」の間の交差点を東に入り、奈良教育大学附属幼稚園の角を左折してから約150m。
ホームページ
http://irietaikichi.jp/
奈良県奈良市高畑町600-1
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索