タイトル等
与えられた形象
辰野登恵子|柴田敏雄
会場
国立新美術館
企画展示室2E
会期
2012-08-08~2012-10-22
休催日
毎週火曜日
開催時間
午前10時~午後6時
金曜日は午後8時まで(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1,000(800)円/大学生500(300)円
( )内は前売料金および20名以上の団体料金
*高校生、18歳未満の方および障害者手帳をご持参の方(付き添いの方1名を含む)は無料
*団体券は国立新美術館のみで販売
*会期中に当館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、またはサントリー美術館、森美術館(六本木アート・トライアングル)で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、団体科金が適用されます
*前売券および当日券は、チケットぴあ(Pコード:765-197)、ローソンチケット(Lコード:34459)でも取り扱っています(手数料がかかる場合がございます)
*前売券は6月6日(水)から8月7日(火)まで販売(ただし国立新美術館では8月6日(月)まで)
主催者
国立新美術館、読売新聞社
概要
情感に満ちた色彩豊かな画面により、現代日本を代表する抽象画家として、30年以上にわたり第一線で活躍してきた、辰野登恵子(1950生)。山野に見出される土木事業を重厚なモノクローム写真に定着した「日本典型」連作などにより、国際的にも高い評価を受けている写真家、柴田敏雄(1949生)。一見すると、表現メディアも作風も異なっている二人ですが、東京藝術大学油画科の同級生として、在学中はグループ展などの活動をともにしていたという、意外な接点を持っています。
学生時代の辰野と柴田は、同級生の鎌谷伸一とともにグループ、コスモス・ファクトリーを結成し、アンディ・ウォーホルやロバート・ラウシェンバーグの影響を受けて、写真製版によるシルクスクリーンをいち早く試みています。しかし、その後はそれぞれ異なった活動領域に専念していくことになったため、両者の共同活動は、1995年に東京の画廊で行った二人展を数えるのみでした。とはいえ、二人の芸術には見過ごしにすることのできない共通点があるように思われます。それは、外部世界のなかに見出された偶然的な形象から出発しながら、高度な抽象性をもった、造形的に自律した作品を生み出していることです。
展覧会では、1970年代の学生時代から現在に至る、二人の作品の中から、代表的な作品やシリーズを精選し、基本的にはそれぞれの作家の特質を明らかにしながら、時折は両者の作品を併置し、ポップ・アートとミニマル・アートの影響を受けて自己を形成した最初の世代が、質の高い独自の芸術を作り上げていった様を紹介いたします。
イベント情報
関連イベント(予定)
アーティスト・トーク 9月15日(土)午後2時-3時半 当館3F講堂 先着230名
*聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)が必要となります。詳細やその他最新情報については、当館ホームページをご覧ください。
ホームページ
http://www.nact.jp/exhibition_special/2012/given_forms/index.html
会場住所
〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
交通案内
電車
・東京メトロ千代田線乃木坂駅
青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
・東京メトロ日比谷線・大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
バス
・都営バス
六本木駅前下車徒歩約7分
青山斎場下車徒歩約5分
・港区コミュニティバス「ちぃばす」赤坂
循環ルート六本木七丁目下車徒歩約4分
※運行系統、バス乗場については
各事業者にお問い合わせください。
ホームページ
https://www.nact.jp/
会場問合せ先
ハローダイヤル(03-5777-8600)
東京都港区六本木7-22-2
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