タイトル等
戦後少女ドラマ展
戦後の少女まんが・前史~少女雑誌を彩った抒情画と絵物語の世界~
会場
弥生美術館
会期
2001-10-04~2001-12-24
休催日
月曜日 (祝日の場合は翌火曜が休館)
観覧料
一般 800円 大・高生 700円 中・小生 400円
・竹久夢二美術館とニ館併せてご覧頂けます。
主催者
弥生美術館
概要
昭和20~30年代の少女雑誌には、「悲しい少女・若葉の物語」といったうたい文句ではじまる感傷的な少女小説や、小説とまんがの中間的表現でドラマティックに展開する絵物語と呼ばれる作品が多数掲載され、人気を得ていました。
当時はまだ戦争の爪あとが大きく残っていた頃で、読者はそこに描かれた少女ドラマを、フィクションではなく自分や友人たちの境遇に重なる現実の世界として捉え、主人公と共に喜び、悲しみ、そこに夢と希望を見出していました。
これらの少女小説を彩った抒情画や絵物語は、原色を多用したアクの強い彩色や、当時人気の子役スターや童謡歌手らを真似て描かれた実写的少女画、マンガティックに幼さとかわいらしさを強調した少女画を特徴としていました。その美しさと独特のムードには、戦後復興期独自のものが見られます。物資の足りない当時、可憐な衣装に身をつけた少女画は、さぞ読者の目をひきつけたことでしょう。
本展覧会では、この抒情画と絵物語を描いた松本昌美・佐藤漾子・勝山ひろし・糸賀君子・江川みさをらの原画や当時の雑誌を展示し、戦後の少女たちを魅了した少しキッチュで乙女心くすぐる絵画の世界へとご案内いたします。
ホームページ
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp
展覧会問合せ先
03-3812-0012
会場住所
〒113-0032
東京都文京区弥生2-4-3
交通案内
・地下鉄千代田線「根津駅」1番出口より徒歩7分
・地下鉄南北線「東大前駅」1番出口より徒歩7分
・JR「上野駅」公園口より徒歩25分
東京都文京区弥生2-4-3
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索