タイトル等
池田満寿夫美術館所蔵
池田満寿夫展
組み合わされたイメージのなかへ
会場
武蔵野市立吉祥寺美術館
会期
2011-11-12~2011-12-25
休催日
11月30日(水)
開催時間
午前10時~午後7時30分
観覧料
100円
小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料
主催者
武蔵野市立吉祥寺美術館
協賛・協力等
企画協力=池田満寿夫美術館
概要
銅版画制作を中心とした美術家としてだけでなく、小説家、映画監督等マルチに活躍したアーティスト・池田満寿夫(1934-1997)は、その越境した表現者としての姿のように、異質の素材や描写を画面上に混在させ、色・形・素材・文字や技法を「組み合わせる」ことで多様な作品を創造しました。
旧満州で生まれ少年時代を過ごした池田は、戦後長野へ引き揚げ、独学で画家への道を進み、1956年に瑛九の助言により色彩銅版画を始めました。60年代以降数々の国際版画展で受賞を重ね国際的に活躍する一方で、1977年には小説『エーゲ海に捧ぐ』で芥川賞を受賞。油彩、水彩、コラージュ、書や作陶も手がけ、生涯にわたって溢れる才能を発揮し続けました。
本展では、長野市松代町の池田満寿夫美術館のご協力により、数々の池田満寿夫作品の中から構成力と異素材の組み合わせを切り口にご紹介します。繰り返されるモチーフ、切り貼りのような不思議な画面・・・銅版画制作を始める以前から用いていた技法であるコラージュをはじめ、リトグラフ、ドライポイントなどあらゆる技法を駆使し、モチーフの増幅や断片の合成によって新たな世界を現出させる手法は、ポップアートやシュルレアリスムなどの影響をうけながら、思考とモチーフが競演する詩的な世界へと観るものを誘います。こうした作品からは、とどまることなく変貌を遂げながらも池田が関心を抱き続けた「組み合わせ」て「構成する」ことについての深い考察やウィット、ユーモアさえも感じられることでしょう。意外とも思われる組み合わせによって生み出された幻想的な作品の世界をお楽しみいただき、イメージの変容の面白さを感じていただく機会となれば幸いです。
イベント情報
講演会「池田満寿夫・その作品と素顔」
講 師:荒井一章(不忍画廊取締役会長)
日 時:11月23日(水・祝)14時~15時30分
定 員:90名(先着順)
入場無料、ただし美術館入館券が必要。
申込方法:11/2(水)よりお電話にて受付。定員になり次第締め切り。

ワークショップ「コラージュで作品を作ってみよう」
講 師:池谷直之(画家)
日 時:①大人の部 11月19日(土) 13時~16時
②親子の部 11月26日(土) 13時~16時
定 員:①15名 ②小学生以上のお子様と保護者8組16名
参 加 費:一人500円
申込方法:はがき・FAX・メールのいずれかに、「①希望ワークショップ名②住所③氏名④年齢⑤電話番号⑥メールアドレス(お持ちの方)」を記入の上、11月12日(土)《必着》までに吉祥寺美術館ワークショップ係までお申し込みください。直接持参も可。応募者多数の場合は抽選(市民優先枠あり)とし、結果は郵送にて全員にお知らせします。
ホームページ
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/data/kikaku/2011/ikeda/ikeda.html
会場住所
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル(コピス吉祥寺A館)7階
交通案内
JR中央線、京王井の頭線「吉祥寺駅」下車徒歩約3分。
美術館専用の駐車場はありません。
ホームページ
https://www.musashino.or.jp/museum/
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル(コピス吉祥寺A館)7階
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