タイトル等
イタリア・ファエンツァが育んだ色の魔術師
グェッリーノ・トラモンティ展
会場
山口県立萩美術館・浦上記念館
会期
2011-12-10~2012-02-12
休催日
月曜日(ただし、1月2日[月・振替休日]と1月9日[月・祝]は開館します)
年末年始(12月26日[月]~1月1日[日・祝])
開催時間
9:00~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般1,000円(800)円、70歳以上および学生800(600)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金です。18歳以下の方、および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在籍する生徒は無料です。
※普通展示をご覧になる場合、別途観覧料が必要です。
※前売券は、ローソンチケットおよび県内プレイガイドでお求めになれます。
主催者
グェッリーノ・トラモンティ展荻実行委員会(山口県立荻美術館・浦上記念館、読売新聞社、KRY山口放送)、ファエンツァ市、グェッリーノ・トラモンティ財団、NHKプラネット中国
協賛・協力等
後援●荻市、イタリア文化省、イタリア外務省、イタリア議会下院、ラヴェンナ県、ラヴェンナ商工会議所、イタリア大使館、イタリア文化会館
協力●GRUPPO CEVICO vini Romagnoli、GNUDI、VILLA
概要
イタリア・ファエンツァ出身の芸術家、グェッリーノ・トラモンティ(1915-1992)の本格的な回顧展を日本で初めて開催します。
色彩の豊かなマヨリカ焼の産地として知られるファエンツァに生まれたトラモンティは、陶芸学校で陶技の基礎を学びつつ、彫刻にも関心を寄せて、はじめは彫刻家として評価を得ていきます。ほどなく絵画にも興味を持ち、その後は陶芸、彫刻、絵画の技法をさまざまに応用して活動の場を広げていきました。
そのトラモンティが生みだした作品は、彫刻、テラコッタ(素焼きの彫刻)、陶芸、絵画と多岐にわたります。なかでも、マヨリカ焼の技法を駆使してつくり出された色鮮やかな額皿や、彫刻的な量感のあるフォルムに結晶が浮き出る釉薬を施した器物、そして、色彩と厚手のガラス釉を組み合わせた陶盤などは、トラモンティ独自の様式美を見て取ることができます。
もう一つの活動を示す絵画は、黒色で縁取りされた独特の表現方法を取り入れて、身近なモチーフを描きながらも、陶芸作品に共通する詩的な雰囲気を感じさせてくれます。
本展では、初期から最晩年までの活動の軌跡を、約150点の作品でたどりながら、一作家の多彩な創造の全貌に迫ります。
イベント情報
関連イベント(いずれも参加無料です)

■記念講演会
演題●「グェッリーノ・トラモンティの創作活動について」
講師●唐澤 昌宏 氏(東京国立近代美術館工芸課長)
日時●12月10日[土]13:30~15:00
場所●山口県立萩美術館・浦上記念館 講座室
■ミュージアム・コンサート
“Listen to the Museum ★★ Jazz Night for Tramonti”
出演●Ai(ヴォーカル)、近藤タケユキ(サックス)、岡田渉子(ピアノ)
協力●village
日時●12月10日[土]19:30~(開場19:00)
場所●山口県立萩美術館・浦上記念館 ティールーム
■ギャラリー・ツアー(担当学芸員の作品解説)
日時●12月11日[日]、1月2日[月・振替休日]、1月22日[日]、2月12日[日]
11:00~12:00、14:00~15:00
会場住所
〒758-0074
山口県萩市平安古町586-1
交通案内
◆ 萩市内から美術館へのアクセス

●萩・明倫センターから徒歩約5分、または萩バスセンターから徒歩約12分
●JR 東萩駅から タクシー約7分
●JR 玉江駅から 徒歩約20分
●JR 萩駅から 萩循環まぁーるバス(西回り:晋作くん)約30分

※市外からバスでお越しのお客様は、萩・明倫センター、または萩バスセンターで下車されるのが便利です。
※萩循環まぁーるバスは、萩市役所を起点に松陰神社方面をめぐる東回りと城下町方面をめぐる西回りの2つのコースがあります。美術館からは、西回りバス停「萩美術館 浦上記念館・萩城城下町入口」のご利用が便利です。
ホームページ
https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/
山口県萩市平安古町586-1
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