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タイトル等: ベン・シャーンクロスメディア・アーティスト
─写真、絵画、グラフィック・アート─
会場: 神奈川県立近代美術館葉山
会期: 2011-12-03～2012-01-29
概要: 神奈川県立近代美術館葉山では12月3日(土)より、ニューヨークを舞台に活躍し、日本の美術・デザインに大きな影響を与えたアメリカの画家ベン・シャーン(1898-1969)の20年ぶりの回顧展、「ベン・シャーンクロスメディア・アーティスト――写真、絵画、グラフィック・アート――」展を開催します。
ボストンのハーバード大学付属フォッグ美術館の協力を得て、300点近い写真画像を公開します。その多くが、シャーンの絵画のイメージソースになりました。また、1960年来日時にシャーンが撮影した写真を初めて展示します。
国内外からテンペラ、水彩、ドローイング、ポスター、版画、素描などを集め、写真を含めた総展示点数が600点におよぶ本展では、社会や人間の存在から目をそらさずに、伝えるべき何かを見失わなかったシャーンの、複数のメディアを行き交う展開がみどころです。
イベント情報: ◆シンポジウム「ベン・シャーンと日本・アメリカ」

○12月3日(土) 午後1時30分～2時45分
会場1:神奈川県立近代美術館葉山講堂
定員:50名(要申込、先着順受付)、聴講無料
※英→日逐次通訳あり

発表1「ハーバードのベン・シャーン」
ミリアム・ステュワート(ハーバード美術館学芸員)

○12月4日(日)午後1時30分～6時30分 (予定)
会場2:東京ミッドタウン・デザインハブ
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
(〒107-6205東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
定員:50名(要申込、先着順受付)、聴講無料
※英→日逐次通訳あり

発表2「ベン・シャーンとジューイッシュとしての移民体験」
スーザン・シュヴロゥ
(リヴァーディル・ヘブライ・ホームダーフナー・ユダヤ美術館館長)
発表3「ナショナリティーとエスニシティー――ベン・シャーンのFSA時代」
宮本陽一郎 (筑波大学人文社会科学系教授)
発表4「1960年、ベン・シャーンの見た日本とアジア」
荒木康子(福島県立美術館学芸員)
パネル・ディスカッション
パネリスト:ミリアム・ステュワート(ハーバード美術館学芸員)
スーザン・シュヴロゥ (リヴァーディル・ヘブライ・ホーム
ダーフナー・ユダヤ美術館館長)
ロジャー・パルバース(作家・劇作家・演出家)
宮本陽一郎 (筑波大学人文社会科学系教授)
荒木康子(福島県立美術館学芸員)、ほか
司会:李美那 (神奈川県立近代美術館主任学芸員)

◆講演会1
「写真家としてのベン・シャーン」
講師:飯沢耕太郎(写真評論家)
日時:12月10日(土) 午後2時30分～4時
会場:神奈川県近代美術館葉山講堂
定員50名(要申込、先着順受付)、聴講無料

◆講演会2
「歌う線描、奏でるドローイング
～ベン・シャーンのLPジャケットが伝えるメッセージ～」
講師:沼辺信一(編集者、本展出品者、LPレコード収集・研究)
日時:2012年1月8日(日) 午後2時30分～4時
会場:神奈川県近代美術館葉山講堂
定員70名(要申込、先着順受付)、聴講無料

◆コンサート
「即興演奏――音/ベン・シャーン/空間」
演奏者:かみむら泰一(サックス)、芳垣安洋(パーカッション) ほか
日時:12月24日(土) 午後1時30分～/午後3時～ 1日2回公演
会場:神奈川県近代美術館葉山展示室
申込不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

◆ワークショップ
「気持ちを言葉に、言葉をカタチに」
講師:和合亮一(詩人)
日時:12月18日(日) 午前11時～午後4時30分
会場:神奈川県近代美術館葉山展示室・講堂
有料、定員40名(要申込、先着順受付。展覧会の観覧券及び保険料等が必要です)

◆展覧会鑑賞会
「冬の鎌倉・葉山――展覧会鑑賞の一日」
12月10日(土) 午前10時～午後4時定員20名(要申込、先着順受付)
午前に鎌倉館、午後に葉山館の展覧会を学芸員がご案内し、葉山館講堂で飯沢耕太郎氏の講演会を聴講します。移動と昼食は各自でお願いします。
※鎌倉館と葉山館の観覧券が必要です(鎌倉館の有料観覧券[65歳以上券、高校生券を除く]
半券の提示により葉山館では優待料金の観覧券がご購入いただけます)

◆担当学芸員によるトーク
「ベン・シャーン展ができるまで」
日時:2012年1月14日(土)、22日(日) 各回午後2時～2時30分
会場:神奈川県立近代美術館葉山講堂
定員70名(申込不要、当日先着順受付)、聴講無料
ホームページ: http://www.benshahn2011-12exh.info/