品川区民芸術祭2011 O美術館企画展
鳥山玲自選展-う・つ・し・み-の開催にあたって
品川区在住の日本画家 鳥山玲は、これまで日本画という伝統的な手法に新しい発想、試みを織り込み、斬新な表現を追及してきました。また3年の歳月をかけて今年の5月に完成させた福岡博多の東長寺五重塔における内部荘厳は、初重内部に花鳥画を施すといった、これまでの宗教観を覆す表現を全面にとりいれ、大きな話題をよんでいます。
そうした鳥山玲のこれまでの作家活動の軌跡を区民の皆様にご紹介すると共に、この先の活動にもご期待いただけるよう、代表的な作品を集めた自選展を開催いたします。
鳥山玲が絵画表現に目覚めた高校生の10代に描いた油絵、東京藝術大学入学による日本画との出会い、そして現在に至るまでの、タブローや立体作品などを含む多彩な60余点の作品を展示いたします。
財団法人 品川文化振興事業団