タイトル等
アフリカの貌
会場
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
会期
2011-04-01~2011-09-25
休催日
月曜日※月曜日が祝休日の場合は開館、翌火曜日が休館
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般200(160)円、大・高生150(120)円、小・中学生、65歳以上、障害者の方100(80)円
※( )内は20名以上の団体料金
※小・中学は土・日・祝日、夏休み期間は無料
※障害者で小・中・高・大学生、
および障害者の介護者(当該障害者1名にづき、1名に限る)は無料
概要
世田谷美術館が、アフリカの現代作家の作品をコレクションしていることをご存知でしょうか?

「インサイド・ストーリー 同時代のアフリカ美術」展(1995-96)開催以来、本館ではたびたびアフリカ美術の紹介を行ってきました。本展では、世田谷美術館が2011年7月1日より翌年3月末日まで改修工事により休館になるのを機に、宮本三郎記念美術館で初めて、同時代のアフリカ美術をご紹介します。
たとえば、アナパ(1962-)の《ルバ・フィーリング》。「盛り場のごろつき」を意味する仏語「ルバール」の現地なまりである「ルバ」。荒々しいタッチが特徴的なその絵画には、立ち並ぶ高層ビルを背景に、腕を組み立ち尽くす一人の男が描かれています。地方から職を求め都会にやってきたものの、なかなか職にありつけない若者の姿がそこにはあります。

画家、彫刻家、演劇人、評論家などでいくつもの顔をもつイッサ・サンブ(1945-)は、木の枝やロープ、フライパンなどアフリカであればどこでも手に入る素材を使って人間を表現しています。《彼らは立っている》は、人間だけではなく、アフリカの歴史にも言い及んでいるように思われます。廃材を利用しているのはサンブだけではありません。ムスタファ・ディメ(1952-1998)には、海岸に流れ着く流木や廃船を解体して得た木を使った作品があります。

本展ではそういったアフリカの現代作家による絵画や彫刻を中心にしつつ、現地で手に入れたマネキンや床屋の看板、玩具などもあわせて展示します。それぞれにアフリカを伝える美術作品や資料などから、アフリカという広大な土地から立ちあがる、さまざまな「貌」(かお)をご覧いただければ幸いです。
ホームページ
http://www.miyamotosaburo-annex.jp
展覧会問合せ先
03-5483-3836
会場住所
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-38-13
交通案内
■電車
東急大井町線・東横線 「自由が丘」駅 下車 / 徒歩7分
東急目黒線 「奥沢」駅 下車 / 徒歩8分
東急大井町線 「九品仏」駅 下車 / 徒歩8分

■バス
東急バス(園02) 世田谷区民会館~田園調布駅 「奥沢六丁目」 下車 / 徒歩1分
東急バス(渋11) 渋谷駅~田園調布駅 「奥沢六丁目」下車 / 徒歩1分
東急バス(園01) 千歳船橋~田園調布駅 「浄水場前」下車 / 徒歩10分

■当館には来館者用駐車場がございません。
お車でのご来館はご遠慮ください。
※障害者の方のための駐車スペースはございます (1台)。
ホームページ
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
東京都世田谷区奥沢5-38-13
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