タイトル等
松井冬子展
世界中の子と友達になれる
会場
横浜美術館
会期
2011-12-17~2012-03-18
休催日
毎週木曜日、12月29日<木>→1月3日<火>
開催時間
10:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般1,100(1,000)円、大学・高校生700(600)円、中学生400(300)円、小学生以下無料
*毎週土曜日は高校生以下無料(要学生証・生徒手帳)。
*障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料。
*()内は前売、ならびに有料20名様以上の団体料金(団体チケットは、会場でのみ販売。要事前予約)。
*チケットは横浜美術館(前売はミュージアムショップ)、セブン-イレブン店内のマルチコピー機「セブンチケット」(セブンコード:013-452)にてお買い求めいただけます(前売は12月16日<金>まで販売)。
*本展チケットで観覧日当日に限り横浜美術館コレクション展もご覧いただけます。
*リピーター割引:観覧済みの当館企画展(ヨコハマトリエンナーレ2011を含む)の有料チケットをご提示いただくと、団体料金でご覧いただけます(ご観覧された展覧会の最終日から1年間、1名様1回限り有効)。
主催者
横浜美術館[横浜市芸術文化振興財団・相鉄エージェンシー・三菱地所ビルマネジメント 共同事業体]
協賛・協力等
後援=横浜市/読売新聞東京本社 協賛=日本ロレックス株式会社 協力=成山画廊/みなとみらい線/横浜ケーブルビジョン/FMヨコハマ/首都高速道路株式会社 助成=NOMURA 野村財団
概要
この展覧会は、現在、その活動が最も注目される画家のひとり、松井冬子(まついふゆこ)の、公立美術館における初の大規模な個展です。
横浜美術館では、2006年に「日本(にほん)×画展(ガテン!)しょく発する6人」において、日本の古典絵画が受け継いできた美意識や主題、様式、技法などのうち、近代になって「日本画」の概念が成立する過程で捨て去られたものに、新たな価値や創作のてがかりを見いだし制作にとりくむ若手のひとりとして松井冬子をとり上げました。
松井冬子(1974年静岡県森町出身)は、油彩画を学んだのち、日本の古典絵画の技法に、表現上の魅力と可能性を見出し、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻に入学しました。同大の学部卒業制作《世界中の子と友達になれる》は、芸術表現が呼び起こす精神的肉体的な「痛み」を始点として、恐怖、狂気、ナルシシズム、性、生と死などをテーマに挑発的とも言える作品を制作してきた松井冬子の原点と言える作品です。
本展では、代表的な本画の作品、試行錯誤の軌跡を伝える下絵、厳密に描き込んだデッサンなどに、本展のための新作を加えた約80点によって、松井冬子の全貌をご覧いただき、《世界中の子と友達になれる》―この出発点から、松井冬子がどのように自らの表現を突き詰めて来たかを検証します。また、2010年にフランスで発表し、今回、日本において初公開となる作品のひとつ《喪(も)の寄り道》や、本展に向けて制作された最新作は、今後の創作活動の方向性を示唆することでしょう。
一方、本展会期中、松井冬子が初めてアートディレクションを手がける映像作品を公開する予定です(2012年3月)。松井冬子の美意識が、映像という新たな表現領域においてどう発揮されるか、是非ご期待ください。
イベント情報
1.クロス・トーク:松任谷由実氏×松井冬子氏
ユーミンさんと松井冬子さんのとっておきの対談です。
日時:12月18日〈日〉19:00-20:00
定員:200名、要事前申込み(往復はがき)、抽選、入場無料
応募方法:往復はがきの往信面に、〒、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を、返信面に、〒、住所、氏名を明記のうえ、「〒220-0012横浜市西区みなとみらい3-4-1 横浜美術館 松井冬子展担当」宛お申込みください。お申込みご本人1名様のみ有効。11月19日〈土〉必着締切。

2. 記念講演会
「不浄の肉体を持つ聖女たち―小野小町から松井冬子へ」
なぜ美女の死体は描かれるのか?中世「九相図」の伝統から松井冬子の世界を照射します。
講師:山本聡美氏(共立女子大学文芸学部准教授)
日時:1月7日〈土〉15:00-16:30(開場14:30)

3.アーティスト・トーク
「知覚神経としての視覚によって覚醒される痛覚の不可避」
松井冬子さんが東京藝術大学の博士論文を講演形式で紹介します。
日時:2月11日〈土・祝〉15:00-16:00(開場14:30)
*2・3の会場は横浜美術館レクチャーホール(先着240名、入場無料)。

4.ギャラリー・トーク(本展担当学芸員)
日時:12月23日〈金・祝〉/1月20日〈金〉/2月17日〈金〉/3月16日〈金〉
*いずれも14:00-14:30。当日有効の観覧券が必要です。

5.横浜美術館塾「ラジオ美術館」
松井冬子氏×早川洋平氏(プロインタビュアー/KIQTAS)
アートに親しむWEBインタビュー番組の公開収録です。
日時:1月14日〈土〉18:00-19:30 定員:200名、参加無料

6.横浜美術館塾「アートクルーズ」
閉館後に担当学芸員の解説を聞きながらご鑑賞いただきます。
日時:1月11日〈水〉/25日〈水〉/2月8日〈水〉いずれも19:00-20:45
定員:各回40名、受講料4,000円(鑑賞券含む)
*5・6は要事前申込み(Eメール)、先着順。受付開始は10月25日〈火〉です。横浜美術館塾のお申込み・お問合せは、yma-jyuku@yaf.or.jp
Tel:045-221-0304へ。
展示替え情報
※会期中、展示替えを予定しています。
詳細は http://www.yaf.or.jp/yma/で!
ホームページ
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2011/matsuifuyuko/
会場住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
交通案内
1. 電車
みなとみらい線 (東急東横線直通) 「みなとみらい」駅 <3番出口>から、マークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由 徒歩3分、または<マークイズ連絡口>(10時~)から徒歩5分。
JR (京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から<動く歩道>を利用、徒歩10分。

2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。

3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。
いずれも3~5分 (首都高「みなとみらい出入口」も利用できます)。

4. 自転車・自動二輪車
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪場がございません。周辺の有料駐輪場をご利用ください。
ホームページ
https://www.yaf.or.jp/yma/
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
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