タイトル等
中谷ミチコ展―境界線のありか―
会場
横浜美術館
会期
2011-03-04~2011-03-21
休催日
木曜日
開催時間
10:00~18:00 金曜日は20:00まで
(入館は閉館30分前まで)
観覧料
無料
主催者
横浜美術館
概要
このたび、横浜美術館の新進作家支援プログラムの一環として、中谷ミチコの個展を開催します。
中谷ミチコは、2005年に多摩美術大学を卒業後、ドイツ東部のドレスデンに渡りました。以後ドイツで制作・発表を重ね、2010年にはVOCA展で奨励賞を受賞するなど国内でも高い評価を得ています。本展は、5年間のドイツ滞在を終えて昨秋帰国した中谷の、日本での本格的な創作活動の第一歩となるものです。帰国直後より横浜の黄金町エリアマネジメントセンターのスタジオに入居し、新作に取り組んできました。
中谷は、作品の原型となる粘土や、自身にとって不可欠な質感を備えているという石膏を用い、「在る事とない事のあいだ」そして「自分のからだの内と外の境界」をテーマに、作品を制作しています。中谷の作品は、静謐で、内省的な性質の色濃いものです。しかし、その制作の原動力となっているのは、自分という実体の「すべて」を掴み取りたいという強い欲求と、それを決して掴むことはできないというジレンマです。半立体の原型を石膏取りすることによって、「浮彫」ならぬ「沈彫」とも呼べる凹のかたちに変換し、それを透明樹脂で充填して「平面」に封じ込める手法、また、壁への直接のドローイングによってイメージを増殖させる手法は、いずれも、中谷が自分の内と外の境界線を探るための行為なのです。横浜での滞在制作から生み出された中谷ミチコの新作に、ご期待ください。
ホームページ
http://www.yaf.or.jp/yma/
展覧会問合せ先
045-221-0300
会場住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
交通案内
1. 電車
みなとみらい線 (東急東横線直通) 「みなとみらい」駅 <3番出口>から、マークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由 徒歩3分、または<マークイズ連絡口>(10時~)から徒歩5分。
JR (京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から<動く歩道>を利用、徒歩10分。

2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。

3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。
いずれも3~5分 (首都高「みなとみらい出入口」も利用できます)。

4. 自転車・自動二輪車
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪場がございません。周辺の有料駐輪場をご利用ください。
ホームページ
https://www.yaf.or.jp/yma/
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
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