タイトル等
生誕130年 松岡映岡展
会場
姫路市立美術館
会期
2011-04-16~2011-05-29
休催日
月曜日 ※5/2は開館し、5/6休館
開催時間
午前10時~午後5時
(開門は午前9時より入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般1000(800)円、大高生600(400)円、中小生200(100)円
※( )前売・20名以上の団体料金
主催者
姫路市立美術館、神戸新聞社
概要
松岡映丘は明治14(1881)年に姫路市の北隣に位置する兵庫県の福崎町に生まれました。兄に国文学者の井上通泰、民俗学者の柳田国男、言語学者の松岡静雄らがおり、八人兄弟の末子として播磨の地で幼少期を過ごします。その後東京に移った映岡は、橋本雅邦に師事したのち住吉派の山名貫義に入門し大和絵の道に進みます。さらに東京美術学校日本画家に学んで、学校教諭を経て東京美術学校所助教授となりました。
大正元年、第6回文部省美術展覧会で「宇治の宮の姫君たち」が初入選して以来、文展に「道成寺」、「山科の宿」など話題作を次々に発表し、一躍注目を集めます。大和絵の伝統を研究し、そこには近代的な性格を加えた「振興大和絵」の運動を推し進め、官展や、鏑木清方らと大正5年に結成した「金鈴社」を舞台に新しい大和絵の創造に尽力しました。
また、教育者として東京美術学校をはじめ、家塾常夏荘、新興大和絵会、国画院などにおいて多くの優秀な弟子を育成しました。門下からは山口蓬春、山本丘人、橋本明治、杉山寧、高山辰雄ら錚々たる日本画家を輩出しています。
大正14年の「伊香保の沼」や昭和7年の「右大臣実朝」などの佳作によりさらにその評価を高めた映丘は、昭和10年に門下生とともに結成した「国画院」において新たな画境を切り拓くことを夢見ますが、その矢先の昭和13年に56歳で逝去しました。
たゆまぬ古典の学習を礎に、ロマンティシズムを画面に導入した映丘の作品は、伝統的美意識と優美でモダンな完成を見事に融合し、現代の私たちの心をも魅了しています。本展では初期から晩年までの約70点によりその輝かしい業績を偲びます。
ホームページ
http://www.city.himeji.hyogo.jp/art/
展覧会問合せ先
姫路市立美術館 Tel.079-222-2288
会場住所
〒670-0012
兵庫県姫路市本町68-25
交通案内
JR・山陽電車 姫路駅より、神姫バス ⑦または⑧乗り場から [3] [4] [5] [61] [62] [64] [81] [82] [84] [86] 乗車約8分、「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ。
姫路駅より 徒歩約20分 (姫路城東隣)。
※美術館には駐車場がありませんので近隣の駐車場(有料)をご利用ください。
※上記路線バスのほか、姫路城ループバスも停車します (停留所は「美術館前」)
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
兵庫県姫路市本町68-25
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