タイトル等
ウズマキかわらけの謎を解く
―都筑区・茅ヶ崎城跡と南関東の中世城館
会場
横浜市歴史博物館
会期
2011-01-29~2011-03-21
休催日
月曜日(祝日の場合は開館)
開催時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般400(320)円、大高生250(200)円、中小生100(80)円
※( )内は20名以上の団体料金
概要
横浜市都筑区・茅ヶ崎城跡からは、うずまき紋を持つウズマキかわらけが出土しています。
かわらけとは、使い捨ての素焼きの皿のことで、9~10世紀に京都で穢(けが)れ観念が定着する中、儀式や饗応など非日常の場でさかんに使用されるようになります。そして室町・戦国時代、室町幕府の武家儀礼を踏襲する関東地方の諸勢力や諸大名が、独自のかわらけを創出していったと考えられています。

ウズマキかわらけは、茅ヶ崎城の他、葛西城(東京都葛飾区)・深大寺城(東京都調布市)・丸山城(神奈川県伊勢原市)・川越城(埼玉県川越市)・岩槻城(埼玉県さいたま市)などの南関東各地より出土しており、その分布から、当時武蔵国から相模国にかけて勢力を持っていた扇谷上杉氏とのかかわりが指摘されています。

本展覧会では、ウズマキかわらけをはじめとする茅ヶ崎城跡の遺物と、各地のウズマキかわらけ、また鎌倉や伊豆・小田原に特有のかわらけなど、南関東のさまざまなかわらけとその形態を紹介し、関東の室町・戦国時代をかわらけという視点から考えていきます。

ホームページ
http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/
展覧会問合せ先
横浜市歴史博物館 Tel.045-912-7777
会場住所
〒224-0003
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-18-1
交通案内
・横浜市営地下鉄「センター北」駅下車徒歩5分
・東横線「綱島駅」・田園都市線「江田駅」より東急バス綱44系統「横浜市歴史博物館前」、または綱45系統「歴博通り中央」バス停より徒歩3分
・第三京浜都筑ICより約3km
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-18-1
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