タイトル等
日本の美 屏風・掛軸・絵巻の世界
特別展示:道産子追憶之巻
会場
北海道立近代美術館
会期
2011-02-05~2011-04-10
休催日
月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
開催時間
9:30~17:00(入場は16:30まで)
観覧料
一般500(410)円、高大250(170)円、中学生以下・65歳以上・障害者などは無料
※( )内は10名以上団体料金
概要
絵画といえば額に入った絵がその代名詞のようになっているといえるでしょう。しかしそれは明治時代以降、近代社会の確立にともない額絵が普及してからのことなのです。それ以前は、屏風や軸、絵巻に仕立てられた絵画がもっぱらでした。このような形式は、人々の生活様式と密接に関連したものでした。
風よけの道具であった屏風は、平安時代に宮廷や貴族の邸宅を飾る調度品として発展しました。
掛軸は上下に軸木をつけただけの簡易なものがその発端といわれています。室町時代、茶道の発展とともに広まり、多くは床の間に掛けられてきました。
巻子本ともいわれる絵巻は、横長の画面に情景や物語が右から左方向へと展開していきます。とりわけ平安時代や鎌倉時代には多くの傑作が描かれたことで知られています。
近代以降の画家たちは、これら古くからの形式を受け継ぎ、常に新しい時代にふさわしい表現を模索してきました。そうした「伝統と革新」が交錯する新たな「日本の美」は、現在も脈々と生み出され続けているのです。今回の展示では、主に明治時代以降の巨匠たちが描いた屏風や掛軸、絵巻を、「山水」、「花鳥」、「人物・風俗」の三つの主題別にコーナー分けして紹介します。

圧巻は岩橋英遠が故郷、空知郡江部乙村(現・滝川市)の風景を追想して描いた絵巻《道産子追憶之巻》です。パノラマ的に季節が巡りゆく長大な画面(約30メートル!) はまさに壮観そのものです。

ホームページ
http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/
展覧会問合せ先
テレフォンサービス 011-612-7000
会場住所
〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
交通案内
■地下鉄
東西線・西18丁目駅下車。4番出口から 徒歩5分。

■JRバス、中央バス
道立近代美術館バス停下車。徒歩1分。

■お車
お車でお越しの際は、周辺の駐車場をご利用ください。
(長年にわたってご利用いただいた「美術館駐車場」(運営:社団法人北海道美術館協力会)は、2012年7月8日(日)をもって営業を終了しました。)

なお、道立近代美術館をご利用の方は、「ビッグシャイン88 北1条駐車場 (北1条西15丁目)」を割引料金でご利用いただけます。

★ビッグシャイン88 北1条駐車場 北1条西15丁目 (美術館から 徒歩5分)
料金/ 20分 120円 (20分を超える分は 20分につき 120円増し)
・美術館利用者を対象とした割引 / 近代美術館1Fの西側入口付近(公衆電話の横)の押印機、または三岸好太郎美術館展示室受付の押印機で、駐車券に押印すると、駐車場入場から20分無料になります。
・障害者割引 / 精算前に、ビッグシャイン窓口で、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示すると、駐車場入場から1時間無料となります。
*ただし、上記の「美術館利用者を対象とした割引」との併用はできませんので、ご注意ください。
(美術館押印機で駐車券に押印すると、障害者割引の適用ができなくなりますので、ご注意ください。)
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb
会場問合せ先
施設全般について: 011-644-6881
美術全般について: 011-644-6883
展覧会全般、団体観覧について: 011-644-6882
教育サービスについて: 011-644-6884
Fax. 011-644-6885
E-mail: kinbi.gyomu1@pref.hokkaido.lg.jp
テレフォンサービス: 011-612-7000
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
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