新春にふさわしいお目出度い紋様の数々、松竹梅、高砂、鶴亀、七福神様などどれもこれも日本人に
馴染み深い紋様です。
吉祥柄や縁起柄を題材にした作品を多く展示しております。
一足早く、京の町家でのお正月のしつらえの中でご覧いただけます。
好評いただいております、ゴッホ『星降る夜』のロマンチックな夜の風景を蓄光糸(ちっこうし)で創作した
『真夜中の星降る夜』バージョンをはじめ、その他、印象派の作品の数々が最新の織技術を駆使した
西陣織のインスタレーションとしてご覧いただけます。
館内の明治中期に建てられた蔵という重厚な空間の中、ライティングにより、千変万化の表情をみせる
作品は新しい西陣織の可能性を感じていただけることでしょう。
最新の織技を駆使した西陣織での名画が、暗闇の中全く異なる作品のように浮かび上がってご覧いただけます。
暗闇に浮かび上がるもうひとつの作品は見る人を西陣織感動のイリュージョンへと誘うことでしょう。
底冷えのする京都の冬・・・
肌をさすように冷たい空気は、透明感に満ちていて古都の魅力をいっそう引き立ててくれます。
冬の京都、西陣織工芸美術館でお待ちしております。