タイトル等
生命(いのち)みつめて 大谷英之 写真展
会場
香美市立美術館
会期
2010-11-06~2010-12-19
休催日
月曜日
開催時間
午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般500円、20名以上団体250円、高校生以下無料
概要
1931年大分県由布市湯布院町生まれの大谷英之は、大正時代から同町に一軒だけあった写真店を営む父親の影響で写真に興味を持ち、高校卒業後、上京します。1953年東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業後、ニッポン放送やフジテレビに30年余り勤め、主に番組宣伝用の写真を担当しました。
仕事の傍ら、公害や職業病を追ってカメラに収め、銀座ニコンサロンで、1969年「白ロウ病の恐怖」(山林労働者の実態)、1970年「訪問教師・佐藤準一先生の記録」、1972年「ある闘い」(ハンセン氏病患者の記録)、1976年「人類への警告」(野猿に奇形が・・・)等の個展を次々と開催しました。
1977年、取材先の淡路島モンキーセンターで出逢った重度の障害を持つ野生ザルを引き取り、その生涯を記録した「大五郎シリーズ」は彼の代表作の一つであり、妻・淳子の綴った1997年出版のフォトストーリー「ありがとう大五郎」は、異例のロングセラーとなり、韓国語・中国語にも翻訳され、出版されています。
彼の主な著書として「奇形猿は訴えるー人類への警告」(1977年)、先天性障害児父母の会の記録「いのちはずむ仲間たち」(1989年)、死んだ子ザルに対する母ザルの愛情行動の記録「ユンデの哀しみ」(2006年)があります。
今回は2009年6月に東京で開催された「生命(いのち)みつめて-大谷英之・淳子ふたり展」の出品作品を中心に、大谷英之の長年積み重ねてきた仕事の集大成としての写真展を開催します。いじめや虐待、幼い命を絶つ悲しい事件が毎日のように報道される昨今、この展覧会を児童・生徒、子育て中のお父さん・お母さんをはじめとする幅広い年齢層の方々に観ていただき、「生命の大切さ」について考える機会にして欲しいと思い、企画しました。
ホームページ
http://www.city.kami.kochi.jp/
展覧会問合せ先
TEL:0887-53-3111 FAX:0887-53-5958
会場住所
〒782-0041
高知県香美市土佐山田町262-1 プラザ八王子2F
交通案内
JR土讃線「土佐山田駅」から徒歩15分
高知龍馬空港より車で約20分
南国ICから約15分
高知県香美市土佐山田町262-1 プラザ八王子2F
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