松江市の宍道湖畔に位置する島根県立美術館。建物の外観、ロゴマークにも湖が意識され、一面ガラス張りのロビーからは湖のすばらしい景色を眺めることができます。また開館時間が日没後30分(夏季のみ)までのため、宍道湖の夕日もみどころです。こうした立地と、2階の5つのコレクション展示室で展示される優れた所蔵作品は、多くの来館者を魅了しています。本展では、北斎の〈富嶽三十六景〉、広重の〈東海道五十三次〉や、菱田春草、岡鹿之助、クールベ、デュフィなどの「水」をテーマにした絵画、安来市出身の河井寛次郎の陶器など、日本画、洋画、西洋絵画、浮世絵、版画、工芸、写真といった幅広いジャンルの作品、112点を展示します。選りすぐりの名品によって、島根県立美術館のコレクションの魅力をご堪能ください。
※会期中展示替えがあります。
前期:2月9日(水)~2月28日(月)
後期:3月2日(水)~3月21日(月・祝)