タイトル等
共鳴する美術2010-ストーリー・テリング-
片山康之・下道基行・鷹取雅一・龍門藍―
会場
倉敷市立美術館
会期
2010-11-22~2010-12-23
休催日
月曜日
開催時間
9:00~17:15(入館は16:45まで)
観覧料
一般300円(200円)、大学・高校生200円(100円)、中学生以下、65歳以上の方および心身障がいの方とその付き添いの方1名は無料
※( )内は20名以上の団体料金
概要
次代の美術を担う岡山ゆかりの作家を紹介する企画展「共鳴する美術」、第4回目の今回は「物語」をテーマに、現在活躍中の4名の作家をご紹介します。

かつて語り手は、「昔々、ある所に…」ではじまる物語を語り、物語はそれを聞いた人々の心に生き続けました。本展は、いわば「今、この場所に…」ではじまる物語で、4人の個性豊かな語り手たちに市民が加わった、オムニバス形式となっています。

片山康之による静かな佇まいの人物の姿は、語らぬことで逆説的に物語の始まりを私たちに予感させます。下道基行の椅子の写真からは、不在の人物を見る者が想像することで物語が立ち現れるでしょう。鷹取雅一の妄想に満ちたドローイングは、優雅な悪意というべき意趣による猥雑さと美しさを備えています。龍門藍の描く色鮮やかな人形は、現代社会を生きる若い女性の寓意に満ちた姿と見ることもできます。市民による倉敷の過去・現在の写真と、未来の同じ場所について語る映像は、様々な物語を生むことでしょう。

私たちは日常において、他者とのコミュニケーションから生じる物語を生きているといえます。作品が語りはじめる時、見る人はどのような物語を自己の内部に紡ぐのでしょうか。本展が、多様な生の共鳴する場となれば幸いです。


ホームページ
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/dd.aspx?menuid=1263
展覧会問合せ先
電話:086-425-6034
会場住所
〒710-0046
岡山県倉敷市中央2-6-1
交通案内
JR倉敷駅から南に徒歩10分

バスをご利用の場合

倉敷駅前から

・両備バス/ 3番乗り場 吉岡行き
大原美術館前下車 徒歩1分

・両備バス/ 4番乗り場 大高行き
大原美術館前下車 徒歩1分

・下電バス/ 5番乗り場
(塩生線)
(茶屋町・イオンモール倉敷線)
大原美術館前下車 徒歩1分

お車をご利用の場合

・山陽自動車道 倉敷ICより 約15分

・山陽自動車道 早島ICより 約15分
ホームページ
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/dd.aspx?menuid=11459
岡山県倉敷市中央2-6-1
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