タイトル等
黒船・ペリーの世界
-黒船館の川上澄生コレクション-
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
会期
2010-09-10~2010-11-07
休催日
月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日
開催時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般300円(200円)、高校生・大学生200円(100円)、小学生・中学生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
概要
黒船・ペリーの来航は、約250年にも及ぶ日本の鎖国を解かせ、文明開化をもたらしました。当時の人々が想像で描いた黒船やペリー。その面白さに見せられた新潟県柏崎市の花田屋呉服店当主・吉田正太郎(1887-1971)は、幕末・文明開化、さらには南蛮・キリシタンに関する資料を収集し、日本有数の膨大なコレクションを築き、自分の書斎の名前を「黒船館」と称しました。
吉田は1935年、川上澄生(1895-1972)の絵本『ゑげれすいろは人物』に感銘を受け、面識のない川上に手紙を出しました。それがきっかけで、以後35年余りに及ぶ2人の交流が始まりました。西洋の文化を摂取して独自の文化を築き上げる日本人の姿に強い関心を抱いていた2人はすぐ意気投合し、川上は吉田の依頼で、新たなる画題-黒船・ペリーを数多く描くようになりました。2人の厚い親交は、川上が吉田に宛てた約750通もの書簡が物語っています。
吉田の川上澄生コレクションは約500点にも及び、それらは黒船関係資料や明治時代の石版画コレクションなどとともに、現在では財団法人黒船館で収蔵・展示されています。
本展は、川上澄生が吉田正太郎のために描いた黒船・ペリーなど、財団法人黒船館所蔵の川上澄生作品約50点が北関東で初めて一挙公開される、またとない機会です。吉田と川上の友情によって生まれた、幕末・文明開館の香りただよう作品の数々をご堪能ください。
ホームページ
http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
展覧会問合せ先
TEL.0289-62-8272 FAX.0289-62-8227
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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