タイトル等
杉浦慶太展 -農村の意匠-
会場
奈義町現代美術館
会期
2010-09-04~2010-10-03
休催日
月曜日(祝日の場合休館)、祝日の翌日
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般・大学生200円(高校生以下・75歳以上は無料)
※但し、常設との共通の場合は通常料金700円でご覧頂けます。
概要
杉浦慶太は、岡山県津山市(旧勝北町)出身。大学在学中に写真表現の持つ魅力に目覚め、卒業後上京し、広告写真スタジオに入社。商業写真の世界で写真技術を学びましたが、現代アートの魅力に惹かれ、その可能性をカメラのレンズを通して強く求めていくにようになります。
2005年には勤めていた会社を退職し帰郷。本格的な制作活動を開始して以降、地元を拠点にその活躍は目覚ましく、2008年には「GEISAI MUSEUM #2」に出品。日没後の森を撮影した作品が審査員賞(ヴィクターピンチュック賞)を受賞。また、同年「GEISAI #11」では、「総合第三位(銅賞)」を受賞。更に、翌年の第2回岡山県新進美術家育成「I氏賞」では、「グランプリ(大賞)」を受賞するなど一躍注目。活動は国内・外を問わないグローバルな活躍の場を拡げている期待の若手写真家です。
日没後の闇に包まれる地元の森を撮ったシリーズ「森」は、暗く静寂な表情をリアルに写し出す一方で、湿気を帯びた森の中の木の枝やツルが観る者の身体にまとわりついてくるような感触で迫ってくる作品です。また、画面一杯に雲だけを撮った「雲(Daydream)」のシリーズ作品では、禅の思想にヒントを得て作品を制作したといわれ、時間と空間の世界を物質(写真)に結び付けて提示した作品です。
本展では、これら「森」と「空」の旧作シリーズを、奈義MOCAの二つのギャラリーで新たに再編し、提示していきます。普段無意識に見過ごされている周辺の自然を日常的に擬視することで、そこに内在する本質に迫る制作アプローチから生まれた杉浦の鋭利で豊かな世界観は、物質社会の中で生きる私たちへの深い問いかけでもあります。
ホームページ
http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/
展覧会問合せ先
0868-36-5811
会場住所
〒708-1323
岡山県勝田郡奈義町豊沢441
交通案内
① JR津山線 (所要時間:岡山より約1時間40分)
JR岡山駅 ―(津山線)― 津山駅 ―(中鉄バス、タクシー)― 美術館

② 智頭急行/智頭線 (所要時間:新大阪より約2時間40分)
JR新大阪駅 ―(特急スーパーはくと)― 智頭駅 ―(タクシー)― 美術館

③ 航空機 (所要時間:岡山空港より約1時間40分)
岡山空港 ―(リムジンバス)― 津山駅前 ―(中鉄バス、タクシー)― 美術館

⑤ ハイウェイバス (所要時間:大阪より約2時間50分)
大阪駅発、新大阪駅経由 ―(中国縦貫自動車道ハイウェイバス)― 美作インター停留所 ―(豊沢交通、タクシー)― 美術館
ホームページ
https://www.town.nagi.okayama.jp/moca/
岡山県勝田郡奈義町豊沢441
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