タイトル等
民藝誕生
会場
アサヒビール大山崎山荘美術館
会期
2010-10-01~2010-12-12
休催日
11月を除く月曜日(10/11は開館し10/12休館)
開催時間
午前10時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般:700円(団体:600円)、高・大学生:500円(団体:400円)、障害者手帳をお持ちの方:300円、小・中学生:無料
※団体:20人以上
概要
本展は、民藝運動が生活空間や展示空間も美の創作の対象としたことに注目し、特別にしつらえた静謐な展示空間で、美しい民藝をさらに美しく表現することを目指しています。展示品は、民藝誕生期に、民藝のモデルルームとして造られた三国荘のための蒐集品で、近代以前に作られた古民藝が中心となっています。
大正から昭和にかけて、柳宗悦(1889-1961)をはじめとした優れた眼の持ち主によって、日常雑器に新しい美が見出され、民藝(民衆的工芸)と名づけられました。しかし、素朴で稚拙とも見える雑具に美しさを見出すためには、優れた直観力が必要とされます。そこで民藝の鑑賞をより感動的な体験とするために、静かで、力強く、あるいは可憐な民藝美を存分に引き出す空間を演出しています。

また、民藝運動が、器の愛玩を超え、鑑賞によって真理の追究を目指したことはあまり知られていません。柳は、大らかで温かく、健康的な美を示す民藝を通して、人間の生き方、社会のあり方を探求しました。本展で、民藝の誕生に改めて光を当てることにより、世界の「MINGEI」としても注目されることを期待しています。柳の思想や民藝同人たちの想いも紹介しており、民藝美の豊かなこころを見るものに与えてくれることでしょう。

ホームページ
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/
展覧会問合せ先
075-957-3123(総合案内)
会場住所
〒618-0071
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎銭原5-3
交通案内
JR京都線「山崎駅」、阪急電車京都線「大山崎駅」徒歩10分
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎銭原5-3
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