「跡見純弘コレクション」は、当館の収蔵作品の一つで、跡見学園顧問で前理事長の跡見純弘氏より寄贈された453点の作品資料です。学園創立者跡見花蹊と2代目校長跡見李子の書画作品や写真、書状などをはじめ、交流人物ゆかりの作品、跡見家に伝わった古文書、写真などがあります。当館では、点数の多さと学園関係の資料が多く含まれていることから、他の収蔵作品とは区別して登録・管理をしており、この度、2010年から2011年にかけて「跡見純弘コレクション展」を4期に渡って開催します。
第1期では、跡見花蹊が師事した宮原節庵や、跡見学校時代に交流した清国行使何如璋らの作品、文京キャンパスの跡見花蹊と李子寿像を制作した彫刻家朝倉文夫の書状など、計29点を展示します。また、明治期の学園の様子を伝える写真、手本帖、教師として教鞭をとった落合直文、大和田建樹の作品なども紹介します。