タイトル等
シルヴァーノ・ローディ・コレクション イタリア静物画展
16世紀から現代-静かなる世界の輝ける系譜
会場
北海道立函館美術館
会期
2001-07-29~2001-09-09
休催日
月曜日
観覧料
一般930円(780円)、高大生570円(460円)、小中生360円(300円) ※()内は10名以上の団体料金
主催者
北海道立函館美術館/札幌テレビ放送
概要
もともと歴史画、肖像画などの一部であった「静物画」は、イタリアでは16世紀後半に独立したジャンルとして誕生しました。最初はオランダやフランドルの画家同様に静物画の中に象徴的な意味を込めていましたが、時代を経るにつれ約束事から自由になり、画家が純粋に描く楽しみを追求した作品が制作されることになりました。さらに20世紀の作家たちになると、伝統を意識しながらも最も身近で自由なテーマとして、豊かな発想と大胆な表現力による新しい静物画に挑戦しています。
本展ではこうしたイタリア静物画400年の変遷を、静物画の研究家・収集家として世界的に知られるシルヴァーノ・ローディ氏のコレクションより厳選して紹介するものです。カラヴァッジョ作として伝わる作品を初めとして、草創期の女流画家フェーデ・ガリツィア、イタリアのフェルメールと呼ばれるエヴァリスト・バスケニスなどの16世紀から19世紀の画家たちの作品39点に、抑えた色調で静物だけを執拗に描き続けたジョルジュ・モランディや、形而上絵画の巨匠ジョルジュ・デ・キリコ、アルテ・ポーヴェラの先導者マリオ・メルツ、トランス・アヴァンギャルディアの旗手フランチェスコ・クレメンテなど20世紀の巨匠たちの作品43点を加え、計62作家の作品82点が一堂に会します。この機会にぜひ16世紀から現代に至るイタリア静物画の静謐で豊穣な世界をじっくりとお愉しみください。
ホームページ
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hbj
展覧会問合せ先
函館美術館 Tel.0138-56-6311
会場住所
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町37-6
交通案内
市電
「函館駅前」から 湯の川方面乗車
「五稜郭公園前」下車 徒歩7分

バス
「函館駅前」から 函館バス5-1、6-2、50、59、60、105系統、106ループ27、130系統乗車
「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分

タクシー
JR函館駅より 約10分
函館空港より 約20分

※当館ご利用の方は駐車場料金が2時間まで無料になります。
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj
北海道函館市五稜郭町37-6
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索