長倉洋海(ながくらひろみ)は1952年に釧路市に生まれた写真家です。世界各地で生きる人々の表情に真に迫る表現は高い評価を受け、土門拳賞を受賞するなど日本の代表的な写真家の一人としても知られています。
本展では、釧路芸術館の所蔵作品から40点余りを紹介。活動の初期から取材を続けたエルサルバドルとアフガニスタン、そして南アフリカを舞台に紛争地帯や平和を取り戻した国々で生きる人々の姿を題材にした作品を展示します。世界の子供たちの笑顔や人々の喜怒哀楽の姿など、写真作品に現れた人類普遍の人間模様をご覧下さい。