2009 年度に行った「来館者による人気投票」の集計結果にもとづき、当館収蔵品の中から、近代日本絵画を中心に、特に人気の高い作品を選んで展示します。洋画と日本画のそれぞれのベスト 10 や、人気の集まった画家たちの作品、また、幅広い支持を集めたジャンルなど様々なテーマに分けてご紹介する盛り沢山の内容です。これに加え、選外作品からも、「ぜひ見ていただきたい」学芸員イチオシの作品を展覧します。出品作品は、黒田清輝《木かげ》をはじめ、岸田劉生《毛糸肩掛せる麗子肖像》、横山大観《霊峰不二》、上村松園《舞仕度》、森本草介《ゆかた姿》など、約 60 点を展覧。おなじみの作品から、ちょっと意外な作品まで、来館者に選ばれた作品の数々を、楽しみながらご鑑賞ください。今年の春は、あなたが選んだあの作品に出会えるかも!?
また、会期中は、コレクションの新たな魅力をご紹介するギャラリーツアーやイベントをはじめ、「もっと好きになるウッドワン美術館」をテーマに、様々な企画を予定しております。この機会に、収蔵品をより身近に感じていただければ幸いです。