タイトル等
山口蓬春とやまと絵 -新興大和絵会時代を中心に-
会場
山口蓬春記念館
会期
2010-01-07~2010-03-28
休催日
毎週月曜日(1月11日、3月22日を除く)、1月12日(火)、2月12日(金)、3月23日(火)
開催時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 500円 (高校生以下は無料)
団体割引 50円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障害者割引 50円割引(同伴者1名を含む)
連携館割引 50円割引
※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(一般券・学生券のみ)
主催者
山口蓬春記念館・公益財団法人 JR東海生涯学習財団
概要
このたび、山口蓬春記念館では、新春展「山口蓬春とやまと絵-新興大和絵会時代を中心に-」を開催いたします。
日本の絵画は、古来より中国絵画の影響を受け発展してゆきますが、日本独特の感性によって風景や風俗を描いたやまと絵と呼ばれる絵画が平安時代初期に生まれます。以来、やまと絵はその様相を変えながら多様に発展し、明治時代に入ると西洋からの文化と比較され、その伝統的な様式が改めて人々を魅了することとなりました。
そのような時代を背景に、山口蓬春(1893-1971)は、東京美術学校日本画科において、やまと絵の大家である松岡映(えい)丘(きゅう)(1881-1938)から指導を受け、卒業後は映丘が主宰する新興大和絵会の同人として活躍します。
新興大和絵会では、展覧会を開いて作品を発表するほか、同人たちが合同で作品を制作するなど数々の意欲的な試みが行われ、まだ若い画家たちの団体でしたが、画壇においても大変注目を集めました。
また顧問としてこの会を支えた映丘の存在も大きかったのではないでしょうか。やまと絵画家として有職故実を研究する映丘の指導は、蓬春が制作した様々な古典絵画の模写からも窺えます。
映丘というよき師のもとで研鑽を積んだことは、その後の蓬春の活躍から考えても大変重要であったのです。
本展覧会では、蓬春の多岐に亘る画業の中でも基盤となった新興大和絵会時代に焦点をあてると共に、あわせて蓬春が収集したやまと絵のコレクションも展示し、日本人の感性が生んだ伝統的な古典美の魅力に迫ります。
ホームページ
http://www.jrtf.or.jp/hoshun/
展覧会問合せ先
山口蓬春記念館Tel.046-875-6094
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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