2005年1月、ダハシュール北遺跡で吉村作治隊長は3800年前の未盗掘ミイラ、青いミイラマスクの「セヌウ」を発見。その2年後の2007年1月、エジプト考古学史上初となる夫婦ミイラの未盗掘木棺と黒い人型棺、さらに10月には親子ミイラの発見という快挙を成し遂げました。
本展では、夫婦、親子ミイラの未盗掘木棺が世界に先駆けて日本で初公開されるとともに、ツタンカーメン王の黄金のマスクをはじめとする古代エジプト美術のコレクションで世界随一を誇る国立カイロ博物館所蔵の至宝70点を加え、「古代エジプトのミイラと死生観」をテーマに展示いたします。