タイトル等
春は華やか 夏は涼やか -色絵と染付-
会場
栗田美術館
会期
2010-03-20~2010-08-28
休催日
月曜日 祝日の場合は翌日 ただし4・5月の休館日および開館時間は変更する場合があります
開催時間
午前9時30分~午後5時まで
観覧料
一般1,550円(1,390円)/小・中・高520円(460円)
※( )内は20名以上の団体料金
概要
伊萬里焼は日本で最初に焼かれた磁器で、江戸時代の初めである1610年代、肥前(佐賀県)有田地方で生まれました。その初期は染付を中心として、白磁や青磁、琉璃釉などが生産されましたが、色絵の製品はまだ作ることができませんでした。高火度による本焼きした素地に色絵具で文様を描き、さらに低火度で焼き付ける色絵の技術は、染付から遅れること約30年、1640年代に導入されます。さらにその後、金銀の焼付け技法も開発されると技術はまたたくまに向上し、古九谷から柿右衛門、金欄手といった優れた色絵製品が、次々と世に送り出されることとなりました。
今回の特集陳列では、赤や青、黄、緑、金などの極彩色が器面を飾る伊萬里焼の色絵の中で、春にふさわしい梅、桜、牡丹を主題とした華やかな製品をご覧いただきます。また、白くつつやかな磁器の肌に藍色が映える染付は、過ごし難い日本の夏に涼を呼ぶ器といえます。今回はそうした涼やかな意匠のものを、初期から江戸後期まで集めてみました。華やかな色絵と、涼やかな染付の共演をお楽しみいただきたいと思います。
ホームページ
http://www.kurita.or.jp/
展覧会問合せ先
栗田美術館 Tel.0284-91-1026(代)
会場住所
〒329-4217
栃木県足利市駒場町1542
交通案内
●東武伊勢崎線足利市駅下車、タクシー利用15分
●JR両毛線富田駅下車、徒歩10分
●東北自動車道利用の場合佐野・藤岡インター下車、美術館通り旧50号交叉点、栗田山一帯
栃木県足利市駒場町1542
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