タイトル等
第17回MOA 岡田茂吉賞展
会場
MOA美術館
会期
2010-06-11~2010-07-12
休催日
毎週木曜日(7/1は開館)
開催時間
9時30分~16時30分まで(入館は閉館30分前まで)
観覧料
一般1600円、高大生800円、中学生以下無料、65歳以上1200円
※団体割引は20名様以上1300円
概要
MOA岡田茂吉賞は、日本美術界の発展に寄与することを目的として設立し、本年で第17回を迎えます。
今年度より選考方法を一部変更して、受賞対象を作品としました。また、その賞の性格についても、絵画部門は具象、抽象の制限をなくし、工芸部門は「用の美」にとどまらず造形性の優れた作品を対象としました。優秀賞は新人賞的性格が定着しているため、それを廃して、新たにMOA美術館賞を設けました。
絵画部門大賞「凍林図」(滝沢具幸)は、冬枯れの木立を気迫に満ちた筆致で描き、自然の本質に迫る存在感のある画風が評価されました。MOA美術館賞「夏の花」(植田一穂)は、花弁を大きくあしらうなど描く対象を簡略化し、独特な描線を用い、優れた色彩感覚によって表現されています。
工芸部門大賞「Heterophony 3」(秋山陽)は、轆轤成形による回転体が中心や傾きを変え集合した作品で、自らの造形理念を追求した独創性が評価されました。MOA美術館賞「銀打出花器 波穂」(大角幸枝)は、鍛金と布目象嵌による彫金の伝統技法により、稲穂の情感を創出しています。「色絵銀彩角鉢」(前田正博)は、轆轤目を残し繊細に面取りした十角の器形と、銀彩網目の肌合いに、現代感覚が認められます。「楓拭漆箱 皓月千里」(須田賢司)は、江戸指物の堅実な技術で、黒漆と白木の明暗の対比が詩情を表出しています。
本年の受賞を記念して、受賞作品を中心とした作家の作品展を開催致します。
ホームページ
http://www.moaart.or.jp/
展覧会問合せ先
MOA美術館 Tel.0557-84-2511
会場住所
〒413-8511
静岡県熱海市桃山町26-2
交通案内
公共交通機関をご利用の場合
JR 熱海駅下車 → バスターミナル 8番乗り場より MOA美術館行きバスを運行しております。 (バス所要時間約7分)

お車でお越しの場合
東京方面:
東名 厚木ICから 約1時間30分
関西方面:
東名 沼津ICから 約45分
新東名 長泉・沼津ICから 約45分
ホームページ
http://www.moaart.or.jp/
会場問合せ先
moaart-admin@moaart.or.jp
静岡県熱海市桃山町26-2
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