タイトル等
生誕120年 小野竹喬展
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2010-01-03~2010-02-14
休催日
毎週月曜日(1月4日、1月11日は開館)、1月12日(火)休館
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般800(650)円、高校生500(350)円、市外小中学生300(150)円
※( )内は団体20名以上 前売は一般個人のみ
※市内在住の65歳以上の方及び市内の小中学生は入館無料です。
主催者
笠岡市立竹喬美術館、毎日新聞社、山陽新聞社、NHK岡山放送局
概要
明治22年(1889)現在の岡山県笠岡市に生れた小野竹喬は、14歳で瀬戸内海に面した故里を後にして、京都の竹内栖鳳に師事をします。
あたたかで素朴であると評されることが多い竹喬の作品ですがが、<竹橋>の雅号を用いていた時代には西洋絵画への関心が強く見られ、次いで大正10年(1922)から翌年にかけての渡欧を機に、「線」による表現へと方向を変えています。やがて南画への憧れが強まる昭和前期を経て、戦後は『奥の細道句抄絵』に代表される象徴的な表現へと画風は変化しています。こうした変遷はそのまま、一歩一歩手探りですすめられた模索であり、それは文化勲章受章後もやむことなく最晩年における墨彩画の挑戦へと続いています。
その一方で、描かれる対象は常に日本の自然でありつづけ、明るく清澄な画面において、それぞれの景色には光の変化や季節のかすかなうつろいまでもが表わされています。一年のうちのある季節、一日のうちのある時間という一端を描きながら、大自然の息遣いをも想起させる竹喬の作品は、自然が絶えず変化しめぐるという普遍へと私達の思いを至らせます。
竹喬の自然を見つめるまなざしや表現への探求は、昭和54年(1979)に89歳で亡くなるまで変わることがありませんでした。
小野竹喬生誕120年にあたる本年、初公開作品を含む100点余りの代表作を通して、あらためてその生涯をふり返りたいと思います。
ホームページ
http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
展覧会問合せ先
TEL 0865-63-3967 FAX 0865-63-4496
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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