タイトル等
内藤 礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2009-11-14~2010-01-24
休催日
月曜日(11/23、1/11は開館)11/24、12/24、12/28~1/4、1/12
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般700(600)園 20歳未満と学生550(450)円 65歳以上350円 高校生100円
*( )内は20名以上の団体料金です。
*中学生以下、障害者の方は無料です。
主催者
神奈川県立近代美術館
概要
空間を満たす光、空気の揺らぎ、周囲の音――造形を取り巻く要素を作品の場へと呼びこむ、現代日本を代表するアーティストのひとり、内藤礼(1961-)。1980年代の後半から、「地上の生と世界の連続性」をテーマに、糸や布といった繊細な素材と、光や水などの自然の要素を、ひそやかな、それでいて確かな素材感を放つかたちに昇華させてきた彼女の作品は国内外で静かな熱狂を呼んできました。
今回の個展は、ジョルジュ・バタイユが『宗教の理論』に記した一節をタイトルとし、内藤礼が、鶴岡八幡宮境内のモダニズム建築として名高い神奈川県立近代美術館の鎌倉館に、新作を中心とするインスタレーションを行うものです。
展示室の閉ざされた空間と、館外の自然が交錯する中庭や彫刻室。鎌倉館独自の環境に置かれた作品群には順路が定められていません。その作品は、建物と屋外を経巡るひとりひとりの時間のなかで、かつてあった/未だ生まれざる世界の記憶を呼び起こし、見る人の生の時間と交感することでしょう。自然そのものを素材にする近年の仕事に加え、10年以上の時を経て電球光がふたたび取り上げられて、本展での制作が、これまでの時間を遡りながら、同時に新しい段階への移行を告げるものとなることを予感させます。
「水の中に水があるように」。世界と等質な全体性の奪回を希求する内藤礼が、鎌倉館にどのような作品を生み出し、また作品を媒介にどのような世界とのつながりを示してくれるのか、大きな期待が寄せられています。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
電話:0467-22-5000
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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