タイトル等
生誕120年野島康三
-肖像の核心展
会場
渋谷区立松濤美術館
会期
2009-09-29~2009-11-15
休催日
10月5日(月)、13日(火)、19日(月)、26日(月)、11月2日(月)、4日(水)、9日(月)
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
毎週金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで)
観覧料
一般300(240)円 小中学生100(80)円
※()内は10名以上の団体料金
※60歳以上の方、障害者の方(付添1名含む)は無料
主催者
渋谷区立松濤美術館
概要
野島康三(1889-1964年)は、日本の近代を代表する写真家のひとりです。
生誕120年を記念して、野島の写真世界の全貌を展覧いたします。
野島康三は慶応義塾在学中に写真に興味を抱き、東京写真研究会などで作品の発表をは始め、頭角をあらわします。初めての個展(1920年)で重厚な裸婦像と人物像で注目され、川上涼花から「本体の掴み方に向かつてゐる」と評されました。日本写真会の同人として活躍し、(1926年-)、国画会写真部の創設に参加する(1939年)など、日本近代写真のなかに大きな足跡を残しました。なかでも、中山岩太、木村伊兵衛とともに写真同人誌『光画』(1932-33年)を主宰し、新しい写真運動を行ったことは重要です。
本展は、初期から晩年作まで風景、静物の代表作もすべて観覧する回顧展ですが、野島の肖像作品に特に注目いたします。ゴム印画による凝縮した男性像(1920年代)から、ブロムオイルによるひとりの女性のヌード/肖像連作(1931年頃)、そして銀塩プリントによる都市の女性の肖像郡(1933年)へと展開したあと、1940年前後にはスタジオ内で野外の効果をねらったフェイクともいえる演出を試みています。野島の作品のこうした振幅を通して、改めて肖像の持っている可能性を検討する機会といたします。
野島康三の写真作品約150点に、関連作家作品および関連資料をあわせて紹介する本展は、写真に興味を持つすべての方にご覧いただきたい内容です。
ホームページ
http://www.shoto-museum.jp/
展覧会問合せ先
Tel.03-3465-9421
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松濤2-14-14
交通案内
[電車]
京王井の頭線 神泉駅下車 徒歩5分

JR・東急電鉄・東京メトロ 渋谷駅下車 徒歩15分

[バス]
ハチ公バス
「松濤美術館入口」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)
「東大前」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)

東急バス
渋55「東大前」下車 徒歩2分

京王バス
渋60・61「東大前」下車 徒歩2分
渋60・61「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

都営バス
渋66「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

※駐車場はございません。
ホームページ
https://shoto-museum.jp/
東京都渋谷区松濤2-14-14
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