タイトル等
和歌の彩り かな文字と装飾料紙の美
会場
佐野美術館
会期
2009-10-24~2009-11-23
休催日
木曜
開催時間
午前10時~午後5時(入館受付は午後4時半まで)
観覧料
一般・大学生1,000円(750円)、小・中・高校生500円(400円)
※( )内は10月23日までの前売料金
※毎週土曜日は小中学生無料
※15名以上の団体は各2割引
主催者
佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、静岡新聞社・静岡放送
概要
この秋、静岡県において「国民文化祭」が開催されます。これにともない三島市は、「和歌」をテーマとした事業を実施します。それは当地が、歌人東常縁から連歌師飯尾宗祇へ古今和歌集の奥義が語り継がれた「古今伝授」の地と伝えられるからです。当館は、古今和歌集をモチーフとした美術工芸品から、平安王朝の美を探る展覧会を開催します。
『古今和歌集』は延喜5年(905)、天皇の命で編纂された初の和歌集です。古今集の誕生で和歌は王朝文化の中心となり、名筆家が和歌を書いた料紙は、最高の贈答として尊ばれました。料紙には、唐紙、染紙に金銀砂子、雲母など優美な装飾が施され、流麗な仮名文字と融和した雅な世界が作り出されました。そこには平安貴族が、仏典を荘厳することで祈りの心を示したように、森羅万象を表現の対象としてきた日本人の、言葉と文字に寄せる深い思いが伺えます。平安時代以降も、優れた歌人と代表歌をあわせ描いた歌仙絵や、仮名文字をデザイン化した手箱や装束に、和歌を美しく引き立て称える心は受け継がれていきました。
本展は平安時代から近代まで、国宝・重要文化財を含む名品約65点を紹介します。和歌の彩りに表れた王朝人の雅の心、それは日本の美の結晶として、今も変わらぬ煌きを放っています。
ホームページ
http://www.sanobi.or.jp/
展覧会問合せ先
総務部
会場住所
〒411-0838
静岡県三島市中田町1-43
交通案内
■電車をご利用の場合
○ JR東京駅より 新幹線こだま(58分)→JR三島駅
○ JR名古屋駅より 新幹線こだま(1時間47分)→JR三島駅

JR三島駅南口より
○ 伊豆箱根鉄道線(5分) → 三島田町駅下車 徒歩3分
○ タクシー10分
○ 南へ1.3km左側 徒歩17分

■バスをご利用の場合
JR三島駅南口より
○ 沼津登山東海バス (4番乗り場:新城橋行き又は、大平車庫行き)
○ 三島循環バス「せせらぎ号」(1番乗り場)で 佐野美術館下車。 庭園内を通って美術館へお越しください。

■お車をご利用の方
東名沼津I.C.、新東名長泉沼津I.C.より 伊豆箱根方面へ8km、三島玉川交差点を左折、二つ目信号を右折、次の角左折 (約20分)
ホームページ
https://www.sanobi.or.jp/
静岡県三島市中田町1-43
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