タイトル等
やきものに親しむⅦ 中国の陶俑
―漢の加彩と唐三彩―
会場
出光美術館
会期
2009-08-01~2009-09-06
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで)
観覧料
一般1,000円/高・大生700円(団体20名以上各200円引)
中学生以下無料 (ただし保護者の同伴が必要です)
※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です。
主催者
出光美術館、毎日新聞社
概要
やきものに親しむシリーズの第7回は、出光コレクションの陶磁分野から、中国の漢代から唐代にかけての俑を中心とする陶器を、11年ぶりにとりあげます。
中国では、戦国時代の紀元前5世紀頃から、それまで主人とともに殉葬されていた生身の人間や高価な道具に代えて、陶器や木製品で家屋や調度・器物、従者や家畜などの模型(俑)を作って副葬するようになります。これら神殿や墓に供えるために作られる器――“明器”である漢時代の灰陶加彩や唐時代の三彩などは、実用には適さないものでしたが、当時の王侯・貴族の厚葬の風潮もあって、器物は造形美に富み、俑は生気に溢れています。
これらは、支配者層のために生前から準備されたものであり、当時最もすぐれた工人が集められ、最高の技術が結集されていました。宮廷や貴族のみに奉仕するその営みは、一種の“官窯”でもありました。したがって漢時代の俑の写実性よりも内面を重んじた表情や、唐時代の器のふくよかな曲線美、俑の見事な造形力と、かけられたの色彩感覚など、高い技術によるすぐれた芸術品の域に達しました。また、この時代の死生観では、死者も生前と同じ暮らしをすると考えられており、明器には当時の暮らしが反映され、貴重な歴史資料にもなっています。
今回の展示では、時代を映し出す作品として順序を追いながら、さまざまに語りかけてくる俑の表情の豊かさや、洗練された器物の造形美をじっくりと堪能していただきたいと思います。
ホームページ
http://www.idemitsu.co.jp/museum
展覧会問合せ先
03-5777-8600
会場住所
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
交通案内
JR「有楽町」駅 国際フォーラム口より徒歩5分
東京メトロ有楽町線「有楽町」駅/都営三田線「日比谷」駅 B3出口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅
有楽町線方面 地下連絡通路経由 B3出口より徒歩3分
ホームページ
http://idemitsu-museum.or.jp/
会場問合せ先
ハローダイヤル 03・5777・8600(展覧会案内)
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
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