タイトル等
生誕百年 映画監督 山中貞雄
Sadao Yamanaka Retrospective at his Centenary
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター
会期
2009-09-15~2009-09-27
休催日
月曜日
開催時間
日によって異なるので要問合せ
観覧料
一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料
主催者
東京国立近代美術館フィルムセンター
概要
最初の黄金期を迎えようとしていた戦前の日本映画界に彗星のように現れ、天才の名をほしいままにしながら、28歳の若さでこの世を去った映画監督・山中貞雄(1909-1938)。
少年時代からの活動写真熱が高じて京都一商卒業と同時にマキノ等持院撮影所に入所した山中は、間もなく嵐寛壽郎プロダクション、東亜キネマで脚本の才能を開花させ「右門捕物帖」「なりひら小僧」など看板シリーズの作者として頭角を現しました。そして1932年、弱冠22歳で発表した監督デビュー作『磯の源太 抱寝の長脇差』が山中の評価を決定的なものとします。
翌年には日活への移籍を果し、一躍伊藤大輔の代打に抜擢されて取り組んだ『薩摩飛脚 剣光愛慾篇』(1933年)、風刺映画の傑作といわれる野心作『盤嶽の一生』(1933年)、前進座との初顔合わせとなった『街の入墨者』(1935年)など、一本一本が大きな注目とともに迎えられますが、P.C.L.入社第1作となる1937年の『人情紙風船』発表直後に応招されて中国戦線に赴き、翌年病のため河南省開封で短い生涯を終えます。
山中が生前に監督した作品26本のうち、今日まとまったかたちで現存するのは『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』『河内山宗俊』『人情紙風船』の3本に過ぎませんが、天才監督の伝説はいまなお衰えず、ファンの心をとらえて離しません。山中貞雄の生誕百年を記念して開かれる本企画では、上記の3作品はもちろん、かろうじて断片だけが現存するタイトルや原作・脚本作品、戦後のリメイク作品、さらには山中が学生時代に描いたパラパラ漫画など25本(14プログラム)を集めてその偉業を偲びます。

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター
協力:大阪芸術大学藝術研究所「玩具映画および映画復元・調査・研究プロジェクト」、京都府京都文化博物館、プラネット映画資料図書館、株式会社マツダ映画社

ホームページ
http://www.momat.go.jp/
展覧会問合せ先
ハローダイヤル 03-5777-8600
会場住所
〒104-0031
東京都中央区京橋3-7-6
交通案内
東京メトロ 銀座線 京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ 徒歩1分
都営地下鉄 浅草線 宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ 徒歩1分
東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅下車、出口7より 徒歩5分
JR東京駅下車、八重洲南口より 徒歩10分
ホームページ
http://www.momat.go.jp/fc.html
会場問合せ先
ハローダイアル 03-5777-8600
東京都中央区京橋3-7-6
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