タイトル等
ボナールの庭、マティスの室内
―日常という魅惑
会場
ポーラ美術館
会期
2009-09-12~2010-03-07
休催日
会期中無休
開催時間
9:00-17:00(入館は16:30まで)
観覧料
大人1,800(1,500)円
シニア割引(65歳以上)1,600(1,500)円
他の割引との併用はできません。
大学・高校生1,300(1,100)円
中学・小学生(土曜日無料)700(500)円

※( )内は15名以上の団体
主催者
財団法人 ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
概要
「庭」と「室内」。どちらも人間の生活と切り離すことのできない空間として、西洋ではしばしば絵画に描かれてきました。キリスト教世界で「エデンの園」を起源とする庭は、現世から隔てられた楽園として、一方の室内は、日々の営みがされるいわば通俗的な場として表されるのが一般的でした。しかし、19世紀半ばから20世紀にかけてのフランス絵画では、このふたつの空間は従来と異なる様相で映し出されています。
「庭」は非日常的なイメージを脱し、パリ改造により新たに市民の憩いの場となった「都市の庭」や、郊外に見出された「自然の庭」として、印象派周辺の画家の作品に頻繁に現れるようになります。また、モネの「睡蓮」連作や、身辺の何気ない風景をあざやかな色彩で謳いあげたボナールの作品では、画家が独自に絵画を追究する空間としての「画家の庭」が出現しています。
また、「室内」も19世紀末、その日常性や閉鎖性が強調され、絵画の重要な主題となります。室内装飾の模様を画面に巧みに採り込んだヴュイヤール、生活をともにする伴侶を描き続けたボナール、そして室内空間を装飾的構成へと昇華させたマティス。20世紀に入ると、室内はただ画面に描かれるのではなく、画家に着想を与え、制作を根本からつき動かす空間となっていきます。
「庭」と「室内」という日常の空間は、新たな時代の絵画とどのように関わりを結び、どのような表現をきりひらいたのか。ボナールとマティスの作品を中心に探ります。
ホームページ
http://www.polamuseum.or.jp
展覧会問合せ先
0460-4-2111
会場住所
〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
交通案内
お車をご利用の場合

●東名御殿場ICより 乙女峠経由、仙石原・小塚山まで 約20分

●東名厚木ICより小田原厚木道路、箱根湯本・宮城野経由、仙石原・小塚山まで 約65分

電車・バスご利用の場合

●「小田原駅」より 箱根登山線乗車。「箱根湯本駅」乗り換えで「強羅駅」下車後、観光施設めぐりバスにて13分 「ポーラ美術館」下車

●「小田原駅」または箱根登山線「箱根湯本駅」より桃源台行バスで「仙郷楼前」下車後、観光施設めぐりバスにて3分 「ポーラ美術館」下車



●「小田原駅」「箱根湯本駅」より当館行直通バス運行中
ホームページ
http://www.polamuseum.or.jp/
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
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