タイトル等
向付
―茶の湯を彩る食の器―
会場
五島美術館
会期
2009-06-27~2009-07-26
休催日
毎月曜日(7月20日は開館)、7月21日(火)
開催時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般1000円、高・大学生700円、中学生以下無料
概要
茶の湯の食事、通称「懐石(会席)」に使用する食器「懐石道具」のうち、刺身などの料理を入れる器を「向付」といいます。懐石膳の向こう正面に置くところからその名がついたといわれています。他の懐石道具のうち、膳、飯椀、汁椀、煮物椀などは揃いで作った漆器であり、陶磁器の「向付」は、漆の器の中で華やかな彩りとして茶の湯の食のシーンを演出します。
この「向付」には、美濃焼や唐津焼、京焼などの和物の陶磁器ばかりではなく、中国から輸入した古染付・祥瑞・金襴手や遠くヨーロッパからもたらされた阿蘭陀など、様々な産地や種類の陶磁器を使っています。また、その形状もユニークで、背の高いもの、低いものから、蓋の付いたものや、動物・植物をかたどったものなどとりどりの形をしています。
こうした「向付」が茶の湯の食器として盛んに取り入れられた十六世紀末期から十七世紀にかけて、茶の湯の世界では、茶碗に絵のある陶器を用いたりする大きな変革がありました。「向付」の中には、黄瀬戸のように茶碗として転用されるものもあらわれます。また、金襴手と呼ぶ華やかな中国製の磁器は、製作された時期よりはるか後の江戸時代に使用され、侘寂の茶懐石に豪華な彩りをもたらしました。
現在の日本の家庭では、和食・洋食・中華などの様々な料理を盛り付けるため、多種多様な食器を使っています。「向付」の斬新で優れたデザインは、今もなお、中皿・小鉢などの食器に写され、現代の食器の中に生かされているのです。
今回の展覧会では、こうした様々な変化に富む陶磁器を用いた「向付」を、桃山時代・十六世紀末期から江戸時代・十八世紀中ごろまで使われたものを中心に約百件集め、日本食器の多様性の原点ともいえる「向付」の食を楽しむ器としての魅力を紹介しようとするものです。
ホームページ
http://www.gotoh-museum.or.jp
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)/03-3703-0661(テープ案内)
会場住所
〒158-8510
東京都世田谷区上野毛3-9-25
交通案内
東急・大井町線「上野毛駅」下車徒歩5分
ホームページ
http://www.gotoh-museum.or.jp/
東京都世田谷区上野毛3-9-25
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