タイトル等
山本直彰展
―帰還する風景―
会場
平塚市美術館
会期
2009-07-11~2009-09-06
休催日
毎週月曜日 ※ただし7月20日(月・祝)は開館し、翌日は休館
開催時間
開館時間 9:30-17:00(入場は-16:30)
※いわさきちひろ展と会期が重なる期間(7月18日~8月30日)は開館時間を1時間延長いたします。
観覧料
一般200(140)円、高大生100(70)円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生まで、第2、第4土曜日の高校生は無料
主催者
平塚市美術館
概要
現代日本画の世界で今最も注目を集めている画家のひとり、山本直彰(やまもとなおあき )の作品を紹介します。山本は1950年横浜に生まれました。愛知県立芸術大学大学院日本画科を修了し、新制作協会展、創画会展に出品を続け、さらに個展での発表でも注目を集めてきました。この間、創画会賞受賞(87、89、96、97年)、東山魁夷記念日経日本画大賞で入選(02,04年)、また92-93年には文化庁芸術家在外派遣研究員としてプラハに滞在しています。
このプラハ滞在が山本の作品に大きな転機をもたらしました。「DOOR」の連作に見られるように従来の日本画の表現を乗り越え、新たな絵画の可能性を切り拓くことになったのです。以後、山本はそれまで培ってきた日本画の技法を駆使しつつも、いわゆる穏健な日本画の世界から離れ、斬新かつ新鮮な絵画を発表し続けてきました。激しくも沈鬱な画面からは画家の真摯な心情が伝わると共に、現代社会の矛盾と悲劇が重層的に刻印されています。
また、「イカロス」「ピエタ」の連作では、現代に生きる人々の生と死といった深遠なテーマを大画面に表現し、強い感銘を与えます。これら神話や宗教からのインスピレーションの下に描かれる世界は、山本独自の世界といえます。さらに本展のために構想し制作された「帰還」の連作では、それまで作者の内面に去来してきたさまざまなイメージが昇華され、壮大な象徴的風景を現出させており、日本画の新しい可能性を示唆しているといえるでしょう。
この展覧会は各時代の代表作に加え、本展のために描かれた新作を中心に構成します。美術館では初めてとなる本展で、新鮮な魅力にあふれるその作品世界を展示いたします。
ホームページ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
展覧会問合せ先
平塚市美術館Tel.0463-35-2111
会場住所
〒254-0073
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
交通案内
JR東京駅から東海道線、または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。 JR平塚駅から徒歩20分。 または平塚駅東改札口(北口)より神奈川中央交通バス 4番乗り場乗車「美術館入口」または「コンフォール平塚前」下車。 無料駐車場70台。
ホームページ
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
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