タイトル等
孤高の日本画科、礒部草丘・四方田草炎・大山魯牛
-自然をとらえる独自のまなざし-
会場
群馬県立館林美術館
会期
2009-12-12~2010-04-04
休催日
月曜日(1/11、3/22を除く)、年末年始(12/28-1/4)、1/12、1/19、2/23、3/23
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般300円(240円)、大高生150円(120円)
※( ) 内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主催者
群馬県立館林美術館
概要
芸術家が作品を生み出す道のりは、ときに美術学校で学び、師と呼ぶべき人に教わり、様々な美術団体やグループ展で切磋琢磨することはあっても、結局はアトリエでの孤独な営み以外の何ものでもありません。その芸術が独自であればあるほど、その孤独さも増すものです。本展では、孤高の道を歩んだ群馬県ゆかりの三人の日本画家に焦点をあて、その画業と作品を紹介いたします。
磯部草丘(1897-1967)は群馬県伊勢崎市に生まれ、川合玉堂に入門して帝展や新文展に出品、同門の児玉希望と戊辰会を結成して昭和初期の日本画壇で注目されましたが、戦後は団体を離れ、個展を中心に画業を展開しました。漢詩や俳句にも優れ、作品に自作の詩を添えることもあり、日本画の伝統と精神性を最後まで大事にしました。
四方田草炎(1902-1981)は埼玉県本庄市に生まれ、川端龍子に師事しました。しかし、自己の芸術を探求するために龍子の主催する青龍社をとびだし、画壇から遠く離れた地点で制作を続けます。中でも群馬県霧積山中にこもって制作した素描の数々は、草炎の芸術の本質を十分に伝えてくれるでしょう。
大山魯牛(1902-1981)は東京日本橋に生まれ、生後まもなく実家のある足利市に移り住みました。館林の小室翠雲に師事して南画を学び、日本南画院や帝展に出品します。戦後は新興美術院で作品を発表しますが、終生南画にこだわりながらも西洋の新しい抽象表現や造形性をも取り入れ、魯牛独自の作品世界を展開しました。
本展は、近代日本画の歴史に異才を放つこれから三人の画家の作品を、会期を三つに分けて順次紹介します。
また、展示室4ではコレクション展示として、日本画、工芸(ファイバー)、油彩などの作品を紹介いたします。
【第1部】磯部草丘:2009年12月12日(土)~2010年1月17日(日)
【第2部】四方田草炎:2010年1月20日(水)~2月21日(日)
【第3部】大山魯牛:2010年2月24日(水)~4月4日(日)
ホームページ
http://www.gmat.gsn.ed.jp/
展覧会問合せ先
Tel.0276-72-8188
会場住所
〒374-0076
群馬県館林市日向町2003
交通案内
○ 車:
東北自動車道 館林I.C.から 約9km
北関東自動車道 太田桐生I.C.から 約15km
○ 電車:
東武伊勢崎線 多々良駅から 約1.2km (徒歩20分)
東武伊勢崎線 館林駅から 約4km (東口からタクシー10分)
○ バス:
館林駅前(東口)から 多々良巡回線バス、往路30分、復路15分。
バス停「県立館林美術館前」から すぐ、または
バス停「西高根町」から 徒歩15分。

[東京都内からのご案内]
○ 浅草駅 (東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線) または 北千住駅(JR常磐線、東京メトロ日比谷線・千代田線・半蔵門線、つくばエクスプレス)から 東武スカイツリーライン・伊勢崎線をご利用ください。特急「りょうもう」の場合、浅草駅(北千住経由)~館林駅の所要時間は約60分。
○ JR宇都宮線ご利用の場合は、久喜駅で東武伊勢崎線に乗り換え。久喜駅~館林駅の所要時間は約30分です。
ホームページ
https://www.gmat.pref.gunma.jp/
会場問合せ先
0276-72-8188
群馬県館林市日向町2003
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