タイトル等
特集陳列「蒔絵硯箱」
会場
東京国立博物館
会期
2009-03-17~2009-05-31
休催日
月曜日(ただし月曜日が祝日または振替休日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
原則として4月から12月までの特別展開催期間中の毎週金曜日は20:00まで開館します。
原則として4月から9月までの土曜、日曜、祝日、振替休日は18:00まで開館します。
※入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般600(500)円、大学生400(300)円
※( ) 内は20名以上の団体料金
※高校生以下,満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳,健康保険証,運転免許証など)をご提示ください。
概要
硯箱は、硯や水滴、筆・墨・小刀などの筆記用具を収める箱です。日常に欠かすことのできない道具として、部屋の中でも手の届きやすい場所に置かれてきました。化粧道具などを収める手箱と並んで、身近な空間をかざった調度の代表格と言えるでしょう。また硯箱や手箱は蒔絵で装飾されたものが多く、蒔絵調度を象徴する存在でもあります。実際、現在まで伝わる中世の蒔絵の名品は、ほとんどが硯箱か手箱なのです。また近世には、蒔絵表現の主な舞台は硯箱であったといっても過言ではありません。特に江戸時代に入ると、職人としての蒔絵師の他に本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)や尾形光琳(おがたこうりん)、小川破笠(おがわはりつ)など斬新で独特な表現をうみだした作家が現れ、バラエティーに富んだ硯箱が作られました。
また文章を著わすことに関係するためでしょうか、硯箱には和歌などの文学に関連した意匠が数多く見られます。この度の展示では、硯箱に見られる精細な蒔絵表現の他に、硯箱の様々な形式や、絵の中に描かれた硯箱をご覧いただきます。蒔絵硯箱の多彩な姿や硯箱を使う人の様子から、人々が硯箱に込めてきた思いを感じとっていただければ幸いです。
ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9
交通案内
■公共交通機関でお越しの方

JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」で上野駅・上野公園バス停から乗車し、1つ目のバス停が東京国立博物館前(2分)。

(!) 展示をご覧になる方は正門からご入館ください。


■お車でお越しの方

首都高速道路 上野線 上野出口 5分

(!) 東京国立博物館には駐車場はありません。

車椅子でのご来館の場合は当館総務課までご相談ください。一般の方は駅周辺の駐車場をご利用ください。
ホームページ
https://www.tnm.jp
会場問合せ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都台東区上野公園13-9
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