タイトル等
紙の身だしなみ
~紙小物の粋な装い~
会場
紙の博物館
会期
2009-03-20~2009-05-31
休催日
月曜日(ただし5月4日は開館)、3月24日(火)、4月30日(木)、5月7日(木)
開催時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
大人300円 小中高100円(20名以上の団体の場合、大人240円 小中高80円)
概要
今も昔も、女性を引きつける紙小物。デザインに工夫を凝らしたパッケージには、女性たちがつい手に取ってしまう愛らしい魅力にあふれています。
白粉などの粉の化粧品は、江戸時代には、紙の袋に包んで売られていましたが、大正時代になると、紙でできた容器に入れられるようになりました。気に入ったデザインの包みは、中の化粧品を使い終わった後も大切に取っておいた人もいるでしょう。
また、「紙」そのものが女性の身だしなみに欠かせないものもあります。化粧をするときに使われた「化粧紙」。外出先での化粧直しに登場する「あぶらとり紙」や「紙白粉」。ちょっとした汚れを拭く時などいろいろな場面で役に立つ「懐紙」。このような紙を持ち歩くのに、袋物と呼ばれる「紙入れ」や「はこせこ」が女性の胸元を飾りました。
そして、女性の日本髪を結い上げていた「元結」や「丈長」。これも紙でできていて、一回使ったら捨ててしまうものでした。レトロで愛らしいデザインにあふれた髪結の小物からは、改めて日本髪を結う女性たちの遊び心が垣間見えます。
本展示では、近代を中心に、化粧や髪結に用いられた美しい装いの紙たちを、当時の広告や錦絵などを交えてご紹介します。また、あぶらとり紙は製法にも触れて、紙素材の使いやすさと、紙ならでは加工の工夫を展示いたします。
普段、何かと使い捨てされがちな紙の小物たちですが、女性の身だしなみを支える「紙」に注目し、デザインと紙素材の魅力を再発見していただければ幸いです。
ホームページ
http://www.papermuseum.jp
展覧会問合せ先
紙の博物館 03-3916-2320
会場住所
〒114-0002
東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
交通案内
・JR京浜東北線 王子駅南口より 徒歩5分
・東京メトロ南北線 西ヶ原駅より 徒歩7分
・都電荒川線 飛鳥山駅より 徒歩3分
・都バス(王40甲・王55・草64系統)飛鳥山バス停より 徒歩4分
・北区コミュニティバス 飛鳥山公園バス停より 徒歩2分
東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
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