メディアアートの世界的祭典「アルスエレクトロニカ」30周年を記念し、オーストリア・リンツ市の2009年欧州文化都市指定にあわせ、同フェスティバルの入賞作品展を行い、日本のアート&テクノロジー、サイエンス、メディア芸術の特集展を行う。受賞展部分では坂本龍一+岩井俊雄や明和電機など日本からの歴代受賞作品に加え、日本のサイバーアート部分では、国際的に高く評価される表現力の源・広がりを紹介し、近年のメディア芸術やコンテンツの台頭、スペースアート・ロボティクスを含め、日本らしい新領域を現代美術の文脈から検証し、次なる表現の可能性を探る。