タイトル等
躍動するかたち アフリカの造形
会場
静岡市立芹沢銈介美術館
会期
2009-01-04~2009-05-17
休催日
毎週月曜日(1/12、5/4を除く)、1/13、2/12、4/30、5/7
開催時間
9:00~16:30
観覧料
大人 410円
学生(大学生・高校生) 250円
概要
型絵染の染色家として広く国内外に知られる芹沢銈介(1895~1984)は、世界の工芸品の優れた収集家としても著名です。当館には芹沢が収集した世界各国の品々4500点が収蔵されていますが、今回はその中からアフリカ諸国の工芸品をご紹介します。
芹沢の収集は20代前半から始まり、最初に情熱をこめて収集したのが日本各地の小絵馬でした。その後、陶磁器、木工、家具、書籍、玩具、絵画など、芹沢の収集は次々と裾野を広げ、特に戦後になって海外のものにも広く視野が及んでいきました。
芹沢がアフリカの工芸に注目しだしたのは、1966(昭和41)年の中東・ヨーロッパ旅行からといわれています。この旅の途中に71歳になった芹沢でしたが、その好奇心はとどまるところを知らず、名所旧跡を訪ねるだけでなく、あちこちの市場や骨董店にも入り込んで、品定めに夢中でした。中でも衝撃を受けたのが、スペインやフランスで見たアフリカの工芸で、収集家のコレクションを見せてもらったり、骨董店に並んでいる品々を見たりして驚き、この旅行でも、既にいくつかのアフリカの品を求めています。
アフリカ工芸への傾倒は、年を重ねるにしたがって強くなり、芹沢の身辺には、仮面、染織、人形、土器、家具、木工品などといった品々が続々と集まり、応接間にはこれらのものが溢れんばかりに飾られるようになりました。想像力あふれるアフリカの工芸は、晩年の芹沢に活力を与え、また制作の上にも少なからぬインスピレーションを与えたといえます。
本展では、芹沢銈介が収集したアフリカの品々150点をごらんいただきます。晩年の芹沢が心酔した、純粋で、躍動感あふれる造形の世界をどうぞお楽しみください。
ホームページ
http://www.seribi.jp/
展覧会問合せ先
静岡市立芹沢銈介美術館054-282-5522
会場住所
〒422-8033
静岡県静岡市駿河区登呂5-10-5
交通案内
[バス]
静岡駅南口、しずてつジャストライン22番バスのりばから、「登呂遺跡」行きに乗車、終点「登呂遺跡」にて下車。約12分。

[タクシー]
静岡駅南口から登呂公園へ。約10分。

[東名高速]
静岡インターより約10分。
(「登呂遺跡」の道路標識をたどっておこしください)
ホームページ
https://www.seribi.jp/
静岡県静岡市駿河区登呂5-10-5
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