タイトル等
贈る心を包むもの ぽち袋と袱紗
豊田コレクション
会場
大田区立郷土博物館
会期
2009-01-25~2009-02-15
休催日
月曜日
開催時間
午前9時から午後5時まで
観覧料
無料
概要
「ぽち袋」とは、心付けを手渡す小型の祝儀袋(しゅうぎぶくろ)です。上方言葉で「ぽち」は小さいもの、可愛いものを意味します。はじめは懐紙(ふところがみ)などに包んでいた心付けですが、専用の小袋が作られるようになります。さらにデザインにも工夫が凝らされるようになってくると、有名な絵師や摺師(すりし)を起用した逸品も生まれてきました。

一方の「袱紗」は、絹や縮緬(ちりめん)などの布地で作った方形の布です。一枚物の「単(ひとえ)」と表裏二枚合わせた「袷(あわせ)」があります。

贈答品に掛けたり、包むために用いられる「掛袱紗(かけふくさ)」と、茶道で点前(てまえ)のときに茶具をぬぐう「茶袱紗(ちゃふくさ)」があります。袱紗には、めでたい模様や文字がデザインされるだけでなく、精緻な刺繍が施されるなど、美しく仕立てられることも多く、工芸的にも注目されます。
今回の企画展では、豊田コレクションの中から江戸時代から近代にかけての希少な掛袱紗(かけふくさ)の数々を紹介します。

企画展を開催いたします初春には、ぽち袋や袱紗を使う機会も多いのではないでしょうか。日本人の生活文化に根ざした、ぽち袋や袱紗に込められた贈る心、慶びの心の世界をご覧ください。
ホームページ
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manabu/hakubutsukan/index.html
展覧会問合せ先
03-3777-1070
会場住所
〒143-0025
東京都大田区南馬込五丁目11番13号
交通案内
●JR京浜東北線「大森」駅山王北口下車、東急バス荏原町駅入口行き(4番のりば)で「万福寺前(まんぷくじまえ)」下車、徒歩2分
●JR京浜東北線、東急多摩川線・池上線「蒲田」駅西口下車、東急バス荏原町駅入口行き(3番のりば)で「万福寺前(まんぷくじまえ)」下車、徒歩2分
●東急大井町線「荏原町」駅下車、東急バス大森行き(荏原町駅入口のりば)で「万福寺前(まんぷくじまえ)」下車、徒歩2分
●都営
東京都大田区南馬込五丁目11番13号
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