今回で16回目となる「VOCA(ヴォーカ)展2009」(The Vision of Contemporary Art/主催:「VOCA展」実行委員会/財団法人日本美術協会上野の森美術館、協賛:第一生命保険相互会社)のVOCA賞が、奈良市在住の三瀬夏之介さんに決定しましたのでお知らせいたします。なお、「VOCA展2009」は、2009年3月15日(日)から3月30日(月)までの16日間(開館時間:10:00～17:00 ※金曜日のみ19:00 閉館/会期中無休)、上野の森美術館にて開催いたします。
今回は新進気鋭の作家35名が出品し、この中からVOCA賞(1名)、VOCA奨励賞(2名)、佳作賞(2名)が選考会によって決定しました。加えて、大原美術館賞(1名)と、府中市美術館賞(1名)が、それぞれの美術館独自の選考を経て決定しましたので併せてお知らせいたします。「VOCA展」は、平面美術の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に1994年より毎年開催している美術展です。16年目の今回で合計546点の出展を数えました。日頃から親身で公平な立場から作家たちと接触している全国の美術館学芸員、研究者、ジャーナリストなどから推薦委員を選出し、それぞれ40歳以下の若い作家1名を推薦していただき、推薦された作家全員に展覧会への出品を依頼しています。こうしたシステムのため、東京だけでなく全国で活躍する作家たちにスポットがあたることが同美術展の特徴の1つです。
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