タイトル等
アンドリュー・ワイエス 創造への道程
会場
愛知県美術館
会期
2009-01-04~2009-03-08
休催日
毎週月曜日、1月13日(火)ただし1月12日(月・祝)は開館
開催時間
10:00-18:00 金曜日は20:00まで
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1200(1000)円/高大生900(700)円/小中生無料
前売ペアチケット/2枚綴り1900円(切り離し使用可)
※( )内は前売り・20名以上の団体料金
主催者
愛知県美術館、中日新聞社
概要
アメリカの原風景を描くアンドリュー・ワイエス(1917-)は、アメリカン・リアリズムの代表的な画家の一人として、緻密なテンペラの作品が一般的に知られています。しかしワイエスはもともと水彩画家として出発しており、数多くの水彩、素描を制作しています。多くの場合ワイエスはまず鉛筆やペンを用いて素描を行い、それから水彩を描きます。さらにドライブラッシュ(水気をしぼった筆で描く水彩画の技法)でより詳細な画面を描き出し、最後にテンペラに取りかかります。しかしそれは、水彩やドライブラッシュがテンペラに及ばないということを意味するわけではありません。これらの素描や水彩には、ときに画家の激しい感情のほとばしりや、対象に対する関心のあり方や意識の動きが、完成されたテンペラよりも直接的に反映されているのです。
本展覧会は、テンペラに対応する水彩・素描を中心に、ワイエスの創造のプロセスに焦点を当てるものです。ワシントン・ナショナルギャラリー、フィラデルフィア美術館をはじめ、アメリカの美術館から重要作品が出品されるとともに、ワイエス夫妻のコレクションからは故郷ペンシルヴェニアを中心とした未公開の水彩・素描が、また丸沼芸術の森からはメイン州にあるオルソン家を描いた水彩・素描が出品されます。ワイエス作品の重要なモティーフである、生まれ故郷と夏の家のある二つの地域という水平的な広がりと、素描からテンペラへと向かうワイエスの創造のプロセスの垂直的な広がり、この二つの軸に沿って、テンペラ13点を含む総計約150点が展示されます。
90歳を越えた今もひたむきに制作を続ける画家ワイエスの生の姿にせまる、ファン待望の展覧会です。ワイエスの多彩な魅力を存分に感じていただけることでしょう。
ホームページ
http://www.aac.pref.aichi.jp/
展覧会問合せ先
TEL:052-971-5516
会場住所
〒461-8525
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
交通案内
地下鉄東山線、名城線栄駅、名鉄瀬戸線栄町駅下車、オアシス21連絡通路経由徒歩3分
ホームページ
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
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